74日目 購買意欲
本日は休みということもあり、夏休み中の子どもたちの希望でゲームセンターに出かける。
子どもたちは自分のやりたいものを決まったお小遣いで楽しむ。
私はその間暇なのでゲームセンター内をブラブラする。
元々UFOキャッチャーが好きなのだが、ハマるとお金を注ぎ込んでしまうので基本的には傍観を決め込む。
そんな時に子どもが「これやってみて」と頼むため一回試しにとやってみると、あと少しで取れそうになる。
この取れそうというのが魔物なのだ。
一度取れそうと思うと、もう少しと思って100円玉を投入する。繰り返しもう少しで取れそうと思ってやり続けると、これだけ投入して手ぶらはないという気持ちになる。
これが上手くできているところだ。
原理としてはパチンコやスロットと同じなのだろう。
あと少しで取れそう、あとに引けない、という気持ちがある限り、投入してしまう。
気づいた時にはビックリするぐらい浪費している。
すると人間というのはよくできていて、使いすぎたという不安(不協和)を修正するために、自分の中で様々な言い訳を行う。
例えば、「取れなくても楽しむのが目的だから」「ゴルフに行ったと思えばこれくらい」「他の景品取れたから大丈夫」などなど。
こうやって失ったお金が有意義だったと言い聞かせることで不安(不協和)を抑えるのだ。
ここに書くこともネタになったと言い聞かせることで不安を下げているのだ。
ゲームセンターとはよく出来たものだ。
心理カウンセリング新潟
https://counseling-niigata.com/
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