PowerCMS X の用語
PowerCMS X のドキュメントを見ていると、さまざまな専門用語があります。その解説です。
製品名
パワーシーエムエス エックス ではなく、パワーシーエムエス テン です。
モデル
入力構造を作成する機能です。
例えばニュースのデータ登録画面を作りたい場合はニュースモデルを作ります。入力フィールドは自由に作れてフィールドタイプも設定できます。また、モデルはカラム以外の設定があり、例えば蓄積されたデータをCSVエクスポートするかを判定するチェックボックスがあります。
詳しくは、モデルの基本 を確認してください。
カラム
モデルで設定する入力フィールドです。
PowerCMS X はフィールドではなく、カラムと呼ぶことが一般的です。
オブジェクト
モデルの登録画面から保存したデータです。
モデルを作るとデータの登録画面が利用できます。その画面でタイトルや本文など入力した後に保存ボタンを押すことでオブジェクトが作成されます。
他のCMSでは「記事」「ウェブページ」「登録データ」と呼ばれています。
ビュー
モデルで保存したオブジェクトをHTMLに出力させるために、プログラムを書く機能です。
他のCMSでは「テンプレート」と呼ばれています。
テンプレートタグ(MTタグ)
ビューに書くPowerCMS X のプログラムコードです。
テンプレートタグはHTMLタグに似ており、<mt:entries> という形になります。 先頭に mt が付くのでMTタグとも呼ばれます。
テンプレート・タグリファレンス を見ると、さまざまな設定があります。
ブロックタグ
記事一覧のように複数件のオブジェクトをまとめて取得するためのテンプレートタグです。
ファンクションタグ
ブロックタグで複数件取得したオブジェクトの中の1つだけ参照するテンプレートタグです。基本的にはブロックタグの中にファンクションタグを記述します。
システム(システムスコープ)
PowerCMS X 管理画面でユーザー作成やサイト設定などを提供する機能です。
ヘッダーにある一段目の黒帯メニューのことを指します。
スペース(ワークスペース)
ウェブサイト構築をするために必要な作業スペースです。ワークスペースと呼ぶこともあります。
ヘッダーにある二段目のメニューを指します。
スペースはシステムスコープのメニュー「システムオブジェクト(歯車アイコン)」から「スペース」に画面遷移すると作成ボタンが表示されます。
他のCMSでは「ウェブサイト」「ブログ」など呼ばれています。
アセット
画像やPDFファイルを管理する機能です。
PowerCMS X はアセット機能により、さまざなまファイルをアップロードできます。拡張子でアップロード制御(環境変数 allowed_exts、denied_exts)することも可能です。
他のCMSでは「メディア」「アイテム」など呼ばれています。
環境変数
PowerCMS X 環境の変数を設定する機能です。
PowerCMS X 管理画面で設定する箇所が無くても、環境変数で設定ができる場合があります。
環境変数リファレンス を見ると、さまざまな設定があります。
設定は PowerCMS X アプリケーションディレクトリ直下にある「config.json」を編集するか、PowerCMS X 管理画面のシステムスコープメニュー「システムオブジェクト(歯車アイコン)」から「環境変数」にアクセスして登録します。設定値は「設定名」と「設定値」がセットになります。
プラグイン
PowerCMS X の追加機能です。
管理画面のシステムスコープメニュー「ツール(コンセントアイコン)」から「プラグイン管理」にアクセスすると機能一覧が確認できます。
「プラグインを無効化」のリンクが表示されているプラグインは既に有効になっています。クリックすると無効化にできます。
「README.ja.md」もしくは「ドキュメント」のボタンをクリックするとプラグインの詳細を確認できます。
情報分類
モデルの名称です。
カテゴリ、タグと似ている機能ですが、作成したオブジェクトはシステムスコープで管理されます(スペースで保存されない)。全てのスペース、全てのモデルで、共通利用することができます。