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料理の愉しみ
娘が帰ってしまいちょっと寂しい朝。
とはいえ、休みに入ってからずっと「しなくちゃいけないこと」と「しようと思うこと」でスケジュールが埋まっていたので、今日は実は唯一の何もない日。ようやくホッとひと息つけます。嬉しいな。
駅伝の様子を音量絞って流しながらソファに沈み込んで本を読もう。料理本を積み上げて作りたい料理やお菓子とか妄想したりしよう。途中で止まってる映画を見よう。
今回のお休みね、かなりずっと料理しています。家族のためだったり友人のためだったり。それがちっとも嫌じゃない。
ジュリ先生レシピのトマトソースのグラタンとかは誰に出してもあっという間になくなってこれはもう自慢料理と認定していいのではないか!?と思うくらい。(写真撮るのをいつも忘れる)わたしがというよりも、ジュリのレシピが素晴らしいんだけど、トマトソースから手を抜かずに作るからね、美味しいんだよね。
おせちは残念ながら我ながらいまいちだったけれどお雑煮は上手にできたと思う。元旦の白味噌雑煮も(写真また忘れる。笑)、2日の朝のすまし雑煮も。
こういうシンプルなものこそしっかりとった出汁が基本で絶対に味見を省かないこと。
うん、美味しい、と自分が納得するまで味の調整を面倒くさがらずにやること。
この辺りが肝心なところやな、と素人ながらわかったような気になったり。でも、もたもたしてるうちに台無しになる料理もあったり。うーん。奥が深い。
料理ってね、でもやっぱり誰かのために作るから楽しいんだよなーって実感しました。作ってる間中、その人が喜んでくれるかな、そうだといいなって思ってるから作れるし楽しいのね。
おせち料理なんてその最たるもの。久しぶりに帰ってくる家族のためにみんなの顔を浮かべながら昔からずっとそうやって作られて来たものなんだものね。
きんとんと黒豆は娘がごっそり持って帰ったり、いろいろお裾分けもしたしで、いまいちのおせちも、もうほとんどなくなりました。良き良き、嬉しい嬉しいこと。
年末からの料理で出た野菜屑は捨てずに乾燥させつつためています。なんだかとてもきれいな色合い。
今日はこれを煮てスープを取ろう。長ネギとじゃが芋とさつま芋も入れてみてポタージュにしてみようかと思います。
この頃は美味しい汁物があるだけで食卓の半分は出来上がる気がするのよね。
一汁一菜。一汁が美味しいとほんと幸せなんだ。
箸袋を買い忘れ、懐紙で作ってみました。赤い糸をくるくると巻いてマスキングテープに赤の油性マジックで丑の字を描いて小さく切って貼ってみた。なかなか愛らしい箸袋になってなんか嬉しい。
料理も、こういうことも自分の頭で考えられるようになると、もっともっと嬉しいことになっていく。
仕事もきっとそう。手を抜かず、考えて、考えて、試して、失敗も繰り返して、自分たちの力に変えていこう。より良い方向を目指していこう。
自宅で過ごすくらいしかご協力ができないけれど、今も大変な状況の中、最前線で戦ってくださっている世界中の医療従事者の皆様に心からの感謝を。尊敬と応援の気持ちを。