パソコン選びの悩み
仕事でパソコン買い替えの相談を受けることが多くあります。
基本的には一定の条件を満たしていれば、スクリーンリーダーなどの支援ソフトをスムーズに動かすことができます。
が、ここ何年かは別の問題が生じています。
ここではノートパソコンを購入する場合の困りごとを紹介します。
スラッシュではサポートのしやすさを考慮してデスクトップではなくノートパソコンを提案することがほとんどです。
支援ソフトがスムーズに動くパソコンの条件
本題の前に表題の情報を記載します。
何が書かれているかわからないという方も、お店でパソコンを選ぶ際にこの内容をそのまま店員さんにお伝えいただければと思います。
ストレージ: 128GB以上
メモリ: 8GB以上
CPU: インテル Core i5以上で第10世代以上
スピーカーの性能
画面読み上げソフトであるスクリーンリーダーを使う場合、スピーカー出力ボリュームは重要です。
イヤホンや外付けのスピーカーを使用しない場合、これが小さいと作業を快適に行うことができません。
しかしこの情報は製品情報には記載がなく実物を見ない限り知ることができません。
店頭などで実物に触ることができる場合は
コントロール オルト エンター
で備え付けのスクリーンリーダーナレータを起動して確認することができます。
更に最近遭遇した現象として、オーディオドライバとの相性が悪く、音割れが激しくなったり動作がもたつくことがありました。
タッチパッドの切り替え
キーボードを中心に操作する場合、本体手前のマウス領域が邪魔になります。
操作中に手首などが触れてカーソルが移動してしまい、作業が中断してしまうことがあります。
多くのパソコンではfn(ファンクション)キーとファンクションのどれかの組み合わせでOn/Offを切り替えるか、Windowsの
設定→タッチパッド
で切り替えができます。
が、中にはどちらからもオフにできない端末もあり、製品状オフからは読み照れません。
ファンクションキーロック
主に海外メーカーに多い問題として、初期状態ではファンクションキーを音量や明るさ調節、機内モードの切り替えなどの機能キーとしていることがあります。
タッチパッド同様ファンクションキーの操作で切り替えられる場合もあるのですが、端末によってはバイオスからの設定が必要になります。
バイオスはスクリーンリーダーが動作しないため、スクリーンリーダーユーザが自力で設定を切り替えることができません。
キーボードの配列
これが一番の悩みです。
結論からいいますと、
エスケープキー
ファンクションキー
カーソルキー
が独立している物が望ましく、ファンクションキーは4つずつに分かれているとベストです。
更にカーソルキーは突字型に配置されていることが理想です。。
近年のキーボードは見た目を重視してかキーが綺麗に隙間なく配置されていることが多いです。
またカーソルキーはワイアレスキーボードによくみられる十字型になっています。
十字型は左右カーソルキーの間に上下カーソルキーが収まっている配置です。
キーボードで操作をするため、使用頻度の高いカーソルキーの上下が小さいことは不便以外の何者でもありません。
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