不登校の友達・子を持つ人へ その気持ち、曲がってる?曲がってない。
勉強はしたいけれど、学校が合わない、学校に行きたくない人がいます。
そんな”不登校”に向けて、
一概に「勉強がしたくないから学校に行かないんだ」という気持ちを持つのはやめて欲しい、という願いの元、
錯視効果のある広告で作成しました。
自身の不登校時代、「あの子は勉強がしたくないから学校に行かないんだ」と考える周囲の目が怖く、苦悩した経験を元にこのテーマを選択しました。
工夫した点
・フォント
→かたい雰囲気より、柔らかい雰囲気、手書きのようなフォントで訴えかけられるメッセージになるよう工夫しました。
・シンプルすぎず、派手すぎず。
→初期案は、錯視の縦線とメッセージのみでしたが、あまりにもシンプルで物足りない感じがしたので、後ろに学校のシルエットを追加しました。
制作した広告画像はこちら!
この縦線、曲がっているように見えますか?
この縦線、傾いているように見えますか?
実は、全部平行で傾いてもいません。
これはツェルナー錯視という錯視を使った広告画です。
不登校児童だって、
「勉強をしたくないから学校に行かないんだ」
という、曲がった見方をしていませんか?
伝えたいのは、
『不登校=勉強が嫌だ!ではなく、
“勉強がしたいけれど、学校が合わない”人がいることを知って欲しい』
周りの目が変わるだけで、不登校児童自身の気持ちがぐっと軽くなります。
(自分がそうでした...)
不登校の子達が前向きに、現状から一歩でも足を踏み出すことができるようになることを願っています。
プロジェクトを終えて
本当にこれはテーマに合った錯視を支えているんだろうか...
ちゃんと錯視として傾いて見えるのだろうか...と不安になりながら作成しました。
実際、同じツェルナー錯視の広告でも、線の太さを変えたり縦線の感覚を変えたり調節をしながらボツ案も2つほどできました...
難しかったけれど、細かい調整をして広告画をより良いものにしていくのは楽しかったです。
また、Adobe Illustratorを使うのはほぼ初めてでしたが上手く広告画も作れて良かったです。
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