あなたのランドセルは何色でしたか?
ジェンダー問題をテーマとし、性と色の固定概念に焦点をあて広告画像を作成しました。男の子は黒、女の子は赤というイメージのあるランドセルを使うことで、小学生や中学生にも訴えかけられるものになったと思います。
工夫した点
今回のプロジェクトは現代の社会問題を錯視を使って広告するというものでした。
私たちは、複雑で多岐にわたるジェンダーに関する問題の中から性別と色の関係に焦点をあてました。例えば公衆トイレでは男性は青、女性は赤というようなイメージがあると思います。他にもピンクは女性の色というイメージから、服や持ち物を制限してしまう人もいるでしょう。そこで、色が性別に縛られない世の中を目指しました。
広告の画像にはどの世代にも伝わり、特にこれからを生きる私たちよりも若い世代や子供たちにも届くよう、ランドセルを使い作成しました。そして色の同化という、見ている色が周りの色に影響されてまじったような色に見えるという現象の錯視を使い、広告で全部色が違って見えるように作りました。
制作した広告画像はこちら!
色の同化錯視とランドセルを合わせることで、見え方の違いや色の自由を表現しました。
プロジェクトを終えて
このプロジェクトを通してまず、いろんな種類の錯視があり、その効果が広告に使われていることを知りました。普段から目にしていた広告の見え方が変わっていき、面白かったです。ジェンダー問題については、どうやって世の中の人にわかりやすく伝えれるのかを考えることができました。また、ジェンダーについての固定概念は意外と身近にあるもので、男の子はズボン女の子はスカートというような固定概念が昔よりかは無くなってきているとは思いますが、まだその考え方は社会で定着していないと思います。なので、これからは固定概念をなくしていき、個人の自由が尊重されていけば良いと思いました。
この広告をキャンパスの大勢の前で発表してみると、自分が伝えたいことがしっかり伝わっているのか不安で緊張しました。次からは、聞き手の方を考えながら話せるように気をつけたいと思います。
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