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メゾン・マルジェラ、ジル・サンダー、マルニの全製品にブロックチェーン✕NFCチップ証明書が導入!ファッション業界での本格採用へ

2024年6月5日、グローバルでハイファッションブランドを運営するOTBグループは、24/25年秋冬コレクションから、ジル・サンダー、メゾン・マルジェラ、マルニの全製品に、オーラ・ブロックチェーンコンソーシアムのデジタル証明書を搭載することを発表しました。

OTB certifies authenticity and registers all Jil Sander, Maison Margiela and Marni products on blockchain(

オーラ・ブロックチェーンコンソーシアムとは
非営利団体「オーラ・ブロックチェーンコンソーシアム」は、2021年4月にLVMH、プラダグループ、カルティエにより創設されました。製品にNFCチップを埋め込み、製品の真正性を検証するプロダクトを推進しています。

・スマートフォン等でのスキャンなどで証明書にアクセス可能
・誰でも製品が本物であることが検証できる
・証明書には、原材料の産地、製造プロセス、環境への配慮等の情報が記録
・中古市場でも活用可能
・証明書の情報はブロックチェーンによって保持される

オーラ・ブロックチェーンコンソーシアムにはルイヴィトン、プラダ、カルティエ、バーバリーからメルセデス・ベンツ、ロレックス、リモワなど40を超えるハイブランドが参画しています。24年3月の時点で、4000万点以上の製品が登録されています。

今回の発表によるファッション業界への影響
OTBグループは、これまで2年間で約120万個の製品にNFCチップを搭載してきました。今回の発表により、対象の製品は年間150万点以上になると予想されています。

オーラ・ブロックチェーンコンソーシアムの取締役のStefano Rosso氏は、以下のように発言しています。

「これはOTBグループにとって重要な進歩です。ハイブランドの顧客にアイテムのより高い透明を保証することができるようになります。顧客との新しい交流方法にもなるでしょう。さらに将来的におこりえる、あらゆる課題と機会に迅速に対応することができます。」

今回の動きは、ファッション業界におけるブロックチェーン採用の重要な一歩であり、他のブランドも追随していくことが予想されます。NFCチップとブロックチェーンが、ハイブランドの製品が本物であることを証明する手段として、標準的な規格になりつつあるといえるかもしれません。

PBADAOでの取り組み
NFCチップとブロックチェーン技術は、ファッション業界以外にも、様々な業界で革新をもたらす可能性を秘めています。PBADAOでは、NFCチップを活用したハードウェアウォレット「pokke(ぽっけ)」(※特許申請中)を展開しています。

これまでのpokke活用事例(一例)
・BEAMS JAPAN様とコラボでの「ハードウェアウォレットお賽銭入れ」
・福岡県光雲神社の「デジタルお守り」
・奈良県金峯山寺の「デジタル護摩木」
・神戸市のコミュニティ創出実証プロジェクト「BE KOBE NFT」
・天野喜孝先生が参画するプロジェクト「ZIEL CHAIN」
・YOSHIROTTEN氏のアートプロジェクト「SUN」
・スケートボード堀米雄斗選手のアートプロジェクト「8CH1」

pokkeではNFCチップによる証明に加えて、暗号資産やwalletを意識させないNFTの保有体験や、コミュニティとして活用できる機能を提供しています。NFCチップとブロックチェーンでの展開に興味をお持ちの企業様は、ぜひ弊社へお問い合わせください。

【ご相談・お問合せ】
公式サイト:https://pbadao.com/
お問い合わせフォーム:https://pbadao.com/contact

参考記事:
OTBグループプレスリリース:https://www.otb.net/en/news/otb-certifies-authenticity-jil-sander-maison-margiela-marni
オーラ・ブロックチェーンコンソーシアム:https://auraconsortium.com/
ファッションブランドにおけるブロックチェーンの活用事例:https://note.com/pbadao/n/nb478cde70576


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