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不動産業界におけるブロックチェーン活用事例(NOT A HOTEL、LIFULL、ANGO)

今回は、不動産業界におけるブロックチェーン活用の代表的な事例として、NOT A HOTEL、LIFULL、ANGOの3つのサービスをご紹介します。これらのサービスは、従来の不動産取引や宿泊体験に新たな価値をもたらし、業界のあり方を変えつつあります。

NOT A HOTEL

https://notahotel.com/

NOT A HOTEL NFTは、年間1泊から利用可能な宿泊権をNFT化したメンバーシップ会員権です。有効期限は47年間。毎年特定の日に宿泊でき、その日程や宿泊先はランダムに決定されます。OpenSeaなどのNFTマーケットで売買することも可能です。2024年には、NOT A HOTEL COINのIEOを実施し、20億円の資金調達に成功しました。NOT A HOTEL COINは、宿泊予約の割引や、NFTの追加購入など、様々な特典を受けることができるユーティリティトークンです。

LIFULL

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000440.000033058.html

「LIFULL STAY」は、LIFULLグループが提供する革新的な宿泊サービスで、NFT技術を活用した会員権システムを特徴としています。会員権NFT「LIFULL STAY MEMBERSHIP」の保有者は、全国の提携宿泊施設を特別価格で優先予約できるほか、宿泊ポイントの獲得や利用が可能です。このサービスは、空き家など遊休不動産の活用と新しい宿泊体験の提供を通じて、不動産業界と観光産業の発展に貢献しています。

ANGO


https://ango.jp/

ANGOは、株式会社レシカが開発した不動産NFTサービスで、デジタル空間と物理的な不動産を結びつけています。NFT保有者は、メタバース内の「家」を所有しつつ、実際の不動産に宿泊する権利も得られます。さらに、DAOを通じて不動産の管理や収益の使途について投票する権利も持ち、日本の遊休不動産の活性化を目指しています。クルマのサブスクリプションサービス「KINTO」と空き家再生プラットフォーム「ANGO」が提携するなど、新たな宿泊体験の提供に調整しています。

これらの事例からわかるように、ブロックチェーンは、不動産の所有権の証明、取引の透明性向上、新たなビジネスモデルの創出など、様々な可能性を秘めています。

■株式会社PBADAOについて

代官山と京都、湘南に拠点を構えるブロックチェーン企業。ブロックチェーンを組み込んだプロダクトの企画・開発・運営に長けており、エンターテイメント、一次産業、スマートシティ、観光などの領域で主に自社プロダクトを展開しています。アジア最大級のブロックチェーン企業を目指しています。

■Oth3llo(おせろ)のご紹介

Oth3lloはSDKとして提供され、Web3のウォレットやアプリケーションの開発者へ、Web3初心者やネイティブな方でもシンプルで安全な体験ができるインフラ基盤を提供します。

Web3事業に関するお問合せ/ご相談はお気軽に!】
フォーム:https://pbadao.com/contact

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