国内ファッションブランド×ブロックチェーン2024年の最新事例(BEAMS、グラニフ、ヒステリックグラマー)
今回はブロックチェーン技術を活用した国内ファッションブランドの事例を紹介します。グローバルでもルイ・ヴィトン、NIKE、ティファニーほか多くのブランドがブロックチェーンを活用してきました。日本国内での2024年最新事例を紹介します。
①BEAMS:ハードウォレット搭載小銭入れ
BEAMSはPBADAOとともにハードウォレット搭載小銭入れを展開しています。2023年には長野県の善光寺とのコラボレーションで、NFTを保有できるハードウェアウォレットを搭載した「善光寺 スペシャルウォレット」を発売しました。また2024年7月にはイベントEDCONの会場限定で「渋谷ウォレット」を販売しました。渋谷ウォレットは東急、PBADAOらによる渋谷の街を舞台にリアルとデジタルを組み合わせた新しいエンタテイメント体験や優待が受けられるプロジェクト「SHIBUYA Q DAO」の取り組みとなり、ホルダーにはビームス渋谷店でのプレゼントやラジ公スタンドでの無料ドリンク、渋谷ガイドツアー等のユーティリティが提供されています。NFTと観光体験を組み合わせたオリジナルな体験を実現しました。
②グラニフ:世界の天気/時刻に連動してデザインが変化するNFT
グラニフは複数のNFTプロジェクトを展開しています。2023年7月にオリジナルキャラクター「コントロールベア」15周年を記念し、世界196都市の天気・時刻に連動してデザインが変化するダイナミックNFTコレクション「World Weather Control Bear」を展開しました。また、グローバルで人気のNFTプロジェクト「AZUKI」のオリジナルTシャツを販売し完売した実績もありました。
③ヒステリックグラマー:店舗でNFTを配布
ヒステリックグラマーは、2023年から2024年にかけて「HYSTERIC GLAMOUR NFT PROJECTS 23-24」というプロジェクトを展開しました。このプロジェクトは、ブランドの人気モチーフを限定NFTとしてリリースするもので、全6回にわたるイベントが計画されました。各イベントごとに異なるNFTが配布され、特定の条件を満たすと特典が得られる仕組みになっています。アプリ内でウォレットを生成する技術の導入により、ブロックチェーンを意識させることなく、店舗やイベントへの来訪を促進する試みとなりました。
以上、ブロックチェーンを活用した国内ファッションブランドの事例を紹介いたしました。CoinGeckoが2024年1月に発表したリポートによると、世界のファッションブランド上位50社のうち21社が ブロックチェーンやNFT技術を導入済みとのことです。NIKEやAdidasなどトップブランドがマーケティング戦略の一環としてNFTを活用しています。
■株式会社PBADAOについて
代官山にNFTギャラリーを構えるNFTスタジオ兼システム開発会社。自社に、アーティスト、クリエイター、エンジニア、コミュニティマネージャー、マーケターを擁し、多種多様なNFTプロジェクトを展開している国内最大級のブロックチェーン企業です。
PBADAO:https://pbadao.com/
■TORMO(とるも)のご紹介
既存サービスにも簡単に追加できる、秘密鍵がいらない、かんたんで使いやすいウォレットソリューションです。生体認証を通じてブロックチェーン上での取引を簡単に可能にします。
【ご相談・NFT事業に関するお問合せ】
お問い合わせフォーム:https://pbadao.com/contact
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