見出し画像

カシオのブロックチェーン活用事例

カシオはG-SHOCK、電子辞書、電卓、電子楽器など、多岐にわたる製品を展開する日本の電機メーカーです。カシオはWeb3領域において、積極的な取り組みを行っています。本記事では、カシオが取り組むブロックチェーン活用事例について紹介します。

①VIRTUAL G-SHOCKプロジェクト

https://www.casio.co.jp/release/2023/0905-virtual-gshock/

2023年9月、G-SHOCKブランドをバーチャル空間で展開するための「VIRTUAL G-SHOCKプロジェクト」が開始されました。このプロジェクトでは、NFT「G-SHOCK CREATOR PASS」を初回15,000体無料で配布し、Discord上でユーザー参加型のコミュニティを形成しています。コミュニティ内では「G-SHOCK CREATOR PASS」を活用したデザインコンテストなど、共創をテーマとした試みが実施されています。さらに、未来の耐衝撃構造をテーマにした限定NFT『VIRTUAL G-SHOCK NFT』を販売し、新たなユーザー層との接点を拡大しています。

■過去にdiscordでおこなわれた主なイベント
Web3初心者向け学習コンテンツ(NFTとは?など)
CASIO G-SHOCKクイズチャレンジ
夏の抱負宣言
おすすめ映画紹介
秋の風景撮影
SNPITを一緒に楽しもうイベント

discordより

これらのイベントを通じて、Web3に詳しいユーザーだけでなく、G-SHOCKファンなど幅広い層を対象としたWeb3へのオンボーディングが行われています。


②Illuvium × G-SHOCK

https://note-pr.casio.co.jp/n/n84ee4bfefb91

2024年12月、ブロックチェーンゲーム「Illuvium」とのコラボレーションが実施されました。このコラボでは、G-SHOCKスタイルで再デザインされた6種類の人気キャラクターがIlluviumに登場しました。NFTパックは35ドル相当で販売され、対象NFTを20個以上購入したユーザーには、限定版のIlluvium × G-SHOCK腕時計の現物がプレゼントされました

③Astar zkEVMとのコラボレーション

https://astar.network/ja/blog/yoki-origins-x-casio-watches-nft-casio-nft-23

2024年2月、カシオの時計事業50周年を記念して、Astar zkEVM上でNFTコレクションがリリースされました。Astar Networkのローンチキャンペーン「Yoki Origins」の一環として行われたこの取り組みでは、カシオの時計をテーマにした8種類のデジタルアートNFTがガチャ形式で販売されました。インタビューでは「今回の取り組みでは、NFTがクレジットカードで購入可能であることで、カシオファンがWeb3やNFTを楽しむきっかけになった」とコメントしています。

以上となります。
カシオのWeb3領域での挑戦の背景には、同社の経営理念である「創造 貢献」の実現があります。時計事業では、ゲームやアニメといったバーチャル空間での腕時計体験を推進し、ブロックチェーン技術とのシナジーを活用して新たなブランド価値の提供を目指しています。

■株式会社PBADAOについて

代官山と京都、湘南に拠点を構えるブロックチェーン企業。ブロックチェーンを組み込んだプロダクトの企画・開発・運営に長けており、エンターテイメント、一次産業、スマートシティ、観光などの領域で主に自社プロダクトを展開しています。アジア最大級のブロックチェーン企業を目指しています。

PBADAO:https://pbadao.com/

■Oth3llo(おせろ)のご紹介
Oth3lloはSDKとして提供され、Web3のウォレットやアプリケーションの開発者へ、Web3初心者やネイティブな方でもシンプルで安全な体験ができるインフラ基盤を提供します。

ご相談・NFT事業に関するお問合せ】
お問い合わせはこちらから:https://pbadao.com/contact


いいなと思ったら応援しよう!