見出し画像

はじめてのnote

こんにちは、初めまして。PとBです。
2023年11月に夫婦で北海道のK市にやって来ました。noteをきっかけに趣味を探す旅を始めようと思います。


簡単なプロフィール

アラフォー主婦。神奈川県出身。
好きなこと:読書・旅行

のんびりすることが好きなので、旅行も観光よりリゾートや温泉が好き。コロナ以前はバリ島に毎年通っていた。
美術や建築よりも自然(特に植物)に興味を惹かれる。でも自分で育てることは出来ない。サボテンすら死亡させた前科あり。

温泉は泉質で選ぶ。とろみのあるお湯やしゅわしゅわの炭酸泉が好き。今までで一番気に入った温泉は青森県の新屋(あらや)温泉。

これまでの人生と失ったもの


長年接客業に携わり将来は自分のカフェを出すことが夢でしたが、2022年末にコロナに感染、嗅覚を失いました。徐々に回復しているものの未だ完全ではなく、味覚は正常なものの風味がわかりにくいため食への興味が薄れ、仕事(飲食店)も辞めました。

これまで気分転換に旅行や読書はするものの特にこれといった趣味もなく、職場の人手不足もあって最後の方は息抜きどころか休むことすら出来ずに仕事ばかりしていた自分。
嗅覚と夢を失って仕事も辞めて、ふと気付けば自分の手には何も残っていないような気がしてしまいました。

でも。
「辞めてよかったんだよ、自分のために生きていなかった。」
夫にそう言われ、そしてそんな夫を仕事優先で蔑ろにしていた自分に気付き、自分の働き方や生き方を変えたいと思うようになりました。

転機:北海道K市へ

ちょうど自分が仕事を辞めたタイミングで夫の転勤が決まりました。行き先は、一度住むと「このままずっと暮らしたい」という人が多いという北海道。
札幌、函館、小樽など、何度か旅行で訪れたことはありますが実際にその土地で暮らすチャンスにテンションが上がります。

「札幌じゃない、K市だって。あと期間限定。一年以内にまた引越しがある。」

…え?
待って新千歳空港じゃないの?どうやって行くの?

女満別空港。

高校生のときに間違えて「にょまんべつ」と読んでしまった空港です。

調べた気候は、冬-20℃夏35℃。
雪は…北海道と聞いてイメージするよりも少なそう。出てくる画像は、流氷・カーリング・クリオネ。

うん、行こう新世界へ。

こうして嗅覚と夢を失った私は、超特急の引越しを経て期間限定で北の大地に暮らすことになりました。2023年11月のことです。

それから

この土地で暮らし始めて半年が経ち、何もかも凍りつく厳しい冬と、全ての花が一斉に、まるで競うように咲く春を経験しました。

冬の日没の早さ。
パウダースノウの美しさ。
積もった雪が砂丘のように風で姿を変えていく神秘的な様子。
畑も公園も、大きな湖ですら氷と雪に覆われて、地平線までひたすら真っ白な雪原が広がっている景色。

ここで生まれ育った人には当たり前の景色が私には新鮮で、毎日が驚きと感動に溢れていました。

そして春。というか春と夏がいっぺんに押し寄せたような、生命力溢れる季節。
どこまでも広がる青空を背景に関東よりも濃い色の花を咲かせる木々に、道路沿いに延々と生えているフキ。

あの厳しい寒さを生きて乗り切る植物たちの逞しさには驚くばかりで。
この感動を記しておきたいと思いました。

それがnoteを始めた理由のひとつです。

新しい何かを探して

今感じていることを忘れないうちに記録する。
それと同時に、失ってしまった食への興味に代わる何かを探したい。

もちろん今でも食べることは好きだし、オホーツクの恵み溢れるスーパーで出会う、関東では見たことのない食材に挑戦するのはとても楽しい。仕事に追われる生活を送っているときには苦痛でしかなかった料理は、今やワクワクする時間へと変わりました。

そうやって一度萎んでしまった気持ちをまた膨らませることができるのか、それとも全く新しい何かと出会えるのか。

まだわかりませんが、noteで興味のあることを記録していくうちに、新しい「好き」に出会えるような気がしました。
興味の赴くままに始めてみたいと思います。

最後に

ここまで読んでくださってありがとうございました。

人生迷子な人がいたら仲間です。一緒に彷徨いましょう。迷子から脱出した人は先輩です。背中を追いますのでよろしくお願いします。




いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集