退団していく選手たちへ
出会いがあれば別れもある。
よくある言葉で、
意味も理解してはいる。
それでも自分は、
『別れ』というものが大嫌い。
あったものが失くなる、
それが耐えられないほど嫌なこと。
だけども、
どうせ別れるなら笑顔で別れたい。
何かを伝えて、何かを残して別れたい。
南紀オレンジサンライズFCでも
今年でチームを旅立つ選手たちがいる。
その仲間たちに、
少しずつですがメッセージを書いていきます。
男同士、直接ではなかなか伝えられないこともある。だから、このnoteに頼って、伝えられたらと思う。
身内話にはなりますが、
ぜひ最後まで読んでみてください。
#15 竹中 天都(てつ)
てつの技術の高さ、ドリブルの上手さに
何度救ってもらったか分かりません。
練習やら試合で
何回「うっま！」って言ったか分からんぐらい、ほんまに感服するレベルやった。
おれがCBをしてた時は、てつがSBでよく隣でプレーしてたけど、ほんまに頼りになったし、頼りにしっぱなしやった。てつなら何とかしてくれる、って思ってました。
攻撃はもちろんやけど、SBを経験してからか、守備面も上手くて、1対1の対人はチームトップクラスとおれは思ってる。
かなり不思議ちゃんなとこもあるけど、礼儀正しいし、ふつうにちゃんとしてるし、何より真面目にがんばれる。
てつなら、次のステップでも成功できる！チームは変われど、応援してます。
1年間ありがとう。
#23 山野 春樹(はるき)
がんばり屋で、
ピッチ内外問わず、誰かのために行動できる春樹。
試合では
苦しい時間、耐えなあかん時間に
よくチームを鼓舞する声を掛けてくれて
そういう面でもチームにとって必要不可欠な存在でした。
春樹自身、覚えてるか分からんけど、
一時期春樹らしくないプレーが続いていて
その時に、
「おれとか春樹みたいに技術で勝負する選手じゃないやつらが、走ったり、体張ったりせんでどうすんねん！」
って言った覚えがある。
ここ2ヶ月ぐらいは、
守備でも攻撃でも走り回り、
球際も強くいけてたから
「それそれ！」と勝手に思ってました！
チームのためにがんばれる、
そんな春樹の退団は痛いとしか言えんけど、
春樹の新しいサッカー人生、期待してる！
またボール蹴ろ！1年間ありがとうね！
#7 木村 圭貴(よしくん)
https://www.instagram.com/p/ClNy6joBVU1/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
数少ない先輩がおらんくなるんが
ぼくにとってはほんまに辛いです…
ぼく自身が、
後輩よりも先輩に強く言っちゃうタイプなので、よくよしくんにも厳しく言ってしまいました。すみません…
でも、そんな時でもよしくんは怒ったりせず、ちゃんと会話をしてくれました。
チームの中でも、
一つ一つのプレーに対してよく会話をしたのはよしくんやった。ほんまにありがたい存在でした。
同い年の選手おらんくて大変やったかもしれんけど、後輩のぼくに良くしてくれて感謝してます！
全部終わってからやけど、
よしくんの想い、最後に聞けて良かったです。
1年間ありがとうございました🙇
#46 鴻野 佑斗(ゆーと)
https://www.instagram.com/p/ClYGWp7BaeE/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
最後は、
初代副キャプテンを務めてくれたゆーとへ。
ゆーとに対して書こうとすると
相当な文量になりそうやからなるべくまとめて書くな。笑
正直、初めの頃はゆーととはほとんど関わりなかった。
親しくなったきっかけは分からんけど、
《誰よりもサッカーにかけてる2人》
やったから
自然とそうなったんかなと思ってる。
おれからしても
ゆーとの意識や基準は高かったし、
練習でも一番“激しくやり合った”相手やと思う。
練習、アップで
2人組を組むことも多かったし、
プレーの話をすることも多かった。
サッカー外でも、
ほんまにくだらん話から、
訳分からんボケ合いしてヒロ(古賀)を困らせたり…。笑
おれは誰かとずっとおる人ちゃうけど、
ゆーとはかなり関わった方やなぁと思う。
シンプルに、楽しかったわ！
壁のない後輩であり、
親しい仲であり、
かつ
一番のライバル的存在のゆーとからは
かなり多くの刺激を受けました。
ゆーとほど高め合える選手は
他におらんかったわ。
正直、おらんくなるんはかなり悲しい。
でもそれと同時に、
ゆーとが目標に向かって旅立つことを
ほんまに応援する気持ちでいっぱい。
また、ピッチで会おう。
そん時はバチバチやり合って、
ボコボコに圧倒してやるわ！
離れても、互いを高め合える関係でいよう！
ヒロとゆーとが
副キャプテンをやってくれてほんまに良かった。今では、2人しかおらんかった、と思ってます。
短い間やったけど、ほんまにありがとう。
退団する選手たちへ
これからも、
同じサッカー選手として走り続けよう！
おれらも、
4人が南紀の初期メンバーで良かったと
何年先も思えるように
最高のチームを創っていくわ！
ほんまにありがとう。