【作り手を知る】北欧と有田が紡ぐ至高のデイリーマグ
陶芸家ヨナス・リンドホルムの世界
凛とした空気が漂う北欧デザイン。
そんな世界観を現代的に解釈し、多くの人々を魅了している陶芸家がいます。スウェーデンのJonas Lindholm(ヨナス・リンドホルム)。
ストックホルムを拠点に活動する彼の作品は、静かな、でも確かな存在感で、世界中のデザイン好きたちの心を掴んでいます。
作品に宿る深い精神性
リンドホルムの器に初めて出会ったとき、私が感じたのは「なんて完璧なバランスなんだろう」という驚きでした。
北欧デザインの巨匠、スティグ・リンドベリからの影響を感じさせながらも、より繊細で、より詩的。そんな独自の表現を追求しています。
特に印象的なのは、彼の手掛ける器が持つ「佇まい」。
一見シンプルに見えるのに、角度を変えるたびに新しい表情を見せてくれる。そんな奥深さを備えているんです。
美を追求する、作り手としての哲学
リンドホルムは、自身の工房でろくろや型を用いて一つひとつハンドメイドで作陶を行います。その創作の根底にあるのは、「日常の中で常に心地よいと感じられる器」への探求。
黄金比に基づく美しいフォルムは、まさにその表れ。細部にまで行き届いた美意識が、彼の作品の大きな特徴となっています。
伝統と革新の出会い - Axelシリーズの誕生
2020年、リンドホルムは日本の伝統工芸との特別なコラボレーションを実現させました。
佐賀・有田市の〈宝泉窯〉の制作協力のもと誕生した"Axel(アクセル)"シリーズ。北欧モダンデザインと400年の歴史を持つ有田焼の技が、見事な調和を見せています。
マットな質感とツヤのある磁器の2種が美しいこのシリーズは、普段のコーヒータイムを、ちょっと特別な時間に変えてくれます。
まるで北欧の森に静かに降り積もる雪のよう。
そんな清らかで穏やかな存在感が、食卓に豊かさをもたらしてくれるんです。
実用性と美しさの見事な調和
Axelシリーズの特筆すべき点は、その実用性。磁器ならではの軽やかさと扱いやすさを兼ね備えながら、リンドホルムならではの端正な美しさを失わない。
これは、彼の「美しさは使われることで完成する」という哲学が、形となって表れているのかもしれません。
環境への想い
リンドホルムの作品づくりには、サステナビリティへの強い想いも込められています。
素材選びから製作工程まで、環境への配慮を忘れない。
それでいて、長く愛用できる品質の高さも兼ね備えている。
そんな誠実な姿勢も、彼の作品の魅力の一つといえるでしょう。
わたしの暮らしのパートナーに
リンドホルムの器は、決して主役になろうとはしません。
でも、確かな存在感で私たちの暮らしに寄り添い、日々の生活に静かな喜びをもたらしてくれる。
そんな特別な存在なのです。
🎁 Axelシリーズのご紹介
北欧と有田の美意識が融合した、珠玉のマグカップをご紹介します。
▶︎ Axel マグカップ 約300ml
¥3,630(税込)
たっぷりと入る大きめサイズ。休日のブランチタイムにぴったりです。
▶︎ Axel マグカップ 約200ml
¥3,330(税込)
コンパクトなサイズ感で、デイリーユースに最適です。
*素材:磁器(有田焼)
*職人によるハンドメイド製品のため、一点一点に個体差があります。
*電子レンジ、食洗機使用可
その他のJonas Lindholm|マグカップ Axel シリーズはこちらからご覧いただけます。
※価格は予告なく変更となる場合がございます。
※在庫状況は商品ページにてご確認ください。
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