Part.4【天才科学者はこう考える】〜読むだけで頭がよくなる151の視点〜ジョン・ブロックマン
ウェブの独創性を支えるもの
ーオープン・システム
トーマス・A・ベース
オープン・システム
全ての人を認知能力を高めるのに有効なツール(概念)
オープン・スタンダード
誰もが内容を知り得るし、利用に制限がない
オープン・スタンダードはウェブ世界でのイノベーションを促進して、創造性を高めた
発明した道具が自分の知能を高める
ー新しい遺伝と進化
ジョージ・チャーチ
なぜ人は枯渇するまで資源を使うのか
ーシフティング・ベースライン症候群
ポール・ケドロスキー
シフティング・ベースライン症候群
最悪の事態に向かっているにも関わらず、目の前で起きている出来事が正常と判断してしまうこと
対策
「何をもって正常とみなすべきなのか」を繰り返し自らに問いかける必要がある
収入と人生の満足度は綺麗に比例しない
ー幸福度を測る指標PERMA
マーティン・セリグマン
PERMA
幸福度を測る指標
P 前向きな感情 (Positive Emotion)
E 社会への積極的な関与 (Engagement)
R 良好な人間関係 (Positive Relationship)
M 生きる意味と目的 (Meaning and Purpose)
A 目的の達成 (Accomplishment)
PERMAは、人生を良い方向に進める条件がどの程度揃っているかを示すもの
ゼロサム・ゲームは人を不幸にする
ーポジティブサム・ゲーム
スティーブン・ピンカー
ゼロサム・ゲーム
一方が得をすれば、それと同じ分だけもう一方が損をする
つまり得と損を足すと常に和がゼロになるゲームのことを指す
幸せになるためには、ポジティブサム・ゲームが重要
他者と協調すると生存競争に有利になる
ー進化の基本要素
ロジャー・ハイフィールド
協調により、私たちは自らを進化させることができる
遺伝子も個体も、言語も全て良い方向に変わるはずだ
「分業」と「交換」は常に利益になる
ー比較優位の原則
ディラン・エヴァンス
比較優位の原則
2人の個人、あるいは2つの企業もしくは国のうち、仮にどちらか一方があらゆる面において生産性が高かったとしても、分業、交換をした方が結局は両者にとって利益になるとする原則
創造性は意図的に高められる
ー計画的なセレンディピティ
ジェイソン・ツヴァイク
意図的に環境に多様性を持たせたほうが、創造性は高められる
創造性を高めるには
①普段から意識して様々な種類のことを学ぶ
②学ぶ場所を意識して変える
人は自分の行動も予測できない
ー予測不可能な世界
ルーディ・ラッカー
ランダムなことを予測する方法
ーランダムの3法則
チャールズ・サイフェ
①この世界にはランダムなものがある
②絶対に予測のできない出来事がある
③ランダムな出来事は単独では予測不能だが、多数をまとめると予測が可能になる
イノベーションの発案者は必ず複数いる
ー発明と発見
クリフォード・ピックオーバー
ただ1人だけが思いつくこと、他の誰も思いつかないことなどは、この世にはまずない
イノベーションは複数の人たちの力が合わさって起きる
新しいアイデアは多数の頭の中に生まれる
イノベーションの発案者は必ず複数いる
ー発明と発見
クリフォード・ピックオーバー
ただ1人だけが思いつくこと、他の誰も思いつかないことなどは、この世にはまずない
イノベーションは複数の人たちの力が合わさって起きる
新しいアイデアは多数の頭の中に生まれる
仮説が複数ある場合、どれを選ぶべきか
ー最高の説明の条件
レベッカ・ニューバーガー・ゴールドスタイン
事実はその事実よりも異常な仮説によっては説明できない
仮説が多数ある場合は、最も平凡な仮説を採用すべき
人間を「無生物」として考える
ー偽物化
エマニュエル・ダーマン
情報が多過ぎると脳からあふれ出る
ー認知的負荷
ニコラス・カー
認知的負荷
ある瞬間に私たちの意識に入り込んでくる情報の量のこと
情報が多すぎると理解度が下がる
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