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20-20-20の法則の思わぬ効果

在宅勤務を約1年続けて気づいたことがあります。それは、目を意識的に守ることの大切さ。

オフィスにいる時と比べ、確実にPCの連続凝視時間が伸びた私は、明らかな視力の低下、眼精疲労を感じていました。

そこで始めたのが、NHKの番組で知った「20-20-20の法則」。20分に一度、20秒間、20フィート(約6m、消防車一台分くらいです)先を眺めることで、目がよくなるというものです。

最初は "20-20-20" とPCの付箋に貼り、それ気づいたら遠く見る、を実践してました。しかしながら付箋に貼る程度では、仕事に没頭してしまう私に「20分経った」ということを知らせる力が弱すぎました・・。気づいたら画面を1、2時間続けて凝視していて、目が重くなり、遠くを見てもぼやける。一生使う自分の眼、もっと大事にしなきゃ!と思い、アプローチを変えることに。

新たな方法では、タイマーを使いました。下が実際に使っていたタイマーです(バイブ通知が選べるので、もしオンライン会議中に通知が来ても安心)。20分設定し、バイブが鳴ったら窓まで歩いて網戸を開け、空を見上げたりビルを眺めたり行きかう人々を20秒間凝視する、これだけです。

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これを実践した結果、目の調子がよくなっただけでなく、こんな思わぬ嬉しい効果がありました。

✅ 20分に1回足を動かすことで、自然と体がほぐれる

✅ 20分に1回外の空気を浴びることで、怒りや落ち込みが消える

✅ 20分でいかに外の景色が変わるかが面白い (夕焼けなど)

2つ目のメリットは、私にとって特に良い効果をもたらしました。仕事に追い込まれていても、窓まで歩いて雲を見つめ、風に当たると「別に仕事がうまくいかなくても死ぬわけじゃない。鳥はこんな美しくさえずっている。時間はゆっくり流れている。」となんだかすごく幸せで心温まり、ポジティブな気持ちで仕事に戻れるのです。

注意点として1つお伝えするとすれば、20分は思ったより短いです。「こんなちょくちょく仕事を止めてたら話にならない」という方もいらっしゃるかもしれません。私も最初はそう感じていたのですが、丸1日やってみて思ったのは(私の場合)仕事のスピードに支障はなく、むしろ生産性は上がりました。

手元にタイマーさえあればできる新しい習慣。ぜひ、お試しください。

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