友人に大切にしてもらうために
みなさんにとって大切にしたい人はどのような人ですか?
私にとって大切にしたい人は、思いやりがある人はもちろんなのですが、それに続くのが、常に互いに知る努力を続けられる人です。私をこういう人だと決めつけて接するのではなく、これについてはどう考えているのだろうとか、他にどういうことを嫌だと感じるのだろうとか、常に深く知ろうとしてくれる人。また、私も相手のことを常に知り続けたいので、そのためには自分の好き嫌いや考えをはっきりと言ってくれる人である必要があります。
このように、私にとって大切にしたい人は、常に互いに知る努力を続けられる人なのです。
先日友人とこの話になり、友人は楽しいことも辛いことも一緒に共有したいと思える人が友人にとって大切にしたい人だと教えてくれました。ここから、友人がどのようなことを欲求として持っているのか深掘れそうだと思ったので、今回はそれについてみていきます。
何の条件がそろうと「共有したい」となるのだろうか
何の条件がそろうと「共有したい」となるのかと考えるにあたって、自分なりに、こういう反応を示してくれる人には楽しいことや辛いことを共有したいなと思う人を書いていきます。
これらのことが友人にとって共有したい人、もっといえば、友人自身が人に求めていることなのではないでしょうか。
自分には何ができるか
上に挙げた中で、自分には何ができるだろうと考えたときに、面白い反応を示すというのはできなさそうだと思いました。これは苦手なので除外すると、その他のことならできそうです。
では、この中で一番価値が高い、つまり、一番これをやる人は少ないというのはどれでしょうか。私の経験からは、気づきを与えてくれる人というのはなかなかいないのではないかと思います。
ということは、自分は友人にとって気づきを与えられる人になることができれば、今以上に大切にしてもらえるし、もっと仲良くなれるのではないかと思います。
気づきを与えるには
では気づきを与えるためには何をすれば良いのでしょうか。それは問いを与えることなのではないでしょうか。例えば、友人が「遊園地が楽しかった!」という楽しいことを共有してくれたとしたら、「どのアトラクションが一番楽しかったの?」とか「アトラクションに乗っていてどの瞬間が一番楽しかったの?」などという問いを投げかけるのです。
もし上記の問いに対して、「ジェットコースターが一番楽しかった!」とか「落ちる瞬間に大きな声を出すのがストレス発散になって楽しかった!」などという答えが返ってくれば、相手は、「自分は大きな声を出すとストレス発散になって、ジェットコースターが楽しいのはその影響なのだ」という気づきを得られるかもしれません。
少し問いがくどいような感じもしますが、共感しつつ問いを投げかける程度であれば、相手も気持ちよく会話ができるように思います。
このように、共感を示しつつも適切な問いを投げかけてあげることで、相手に気づきを与えることができるのではないでしょうか。
私は、相手に気づきを与えられる人を素直にかっこいいとも思うので、友人と仲良くなるためにも、自分の理想像に近づくためにも気づきを与えられるような問いを投げかける意識をもって会話をしていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。よろしければあなたにとっての大切な人はどういう人か、共有してくださるとうれしいです。