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John patitucci 『mistura fina』

気がつけばパティトゥッチのアルバムを全部持っていたので少しずつ簡単に紹介していければ。

今回は『mistuna fina』(1995)です。BBキングなどのバックミュージシャンをやっていたなど、Jazz以外にも音楽的なバックグラウンドが多彩なパティトゥッチですが、ここではブラジル音楽をフィーチャーしています。

①Mistura Fina
②Bate Balaio (Rockson Do Pandeiro)
③Puccini
④Samba Novo
⑤The Four Loves
⑥Assim Nao Da
⑦Joys And Sorrows
⑧Agua Mae Agua (Water Mother Water)
⑨oul Song
⑩Varadero
⑪Long Story
⑫Barra Da Tijuca (Tijuca Bay)
⑬Samba School

ブラジル音楽を中心に、曲によってその道の大物をゲストとして招いています。個人的なお気に入りはジョアン・ボスコが歌う「②Bate Balaio (Rockson Do Pandeiro)」です。パティトゥッチの6弦ベースがラテンに合いますね。高音域のソロがアコギみたい聞こえてマッチしています。

アルバムではボーカル(+ギター)、ベース、パーカッションのトリオ編成ですが、ライブで人の増えているものもありました。かっこいいすね。


あとはやっぱりベース一本で泣かせてくれる「⑪Long Story」ですね。ソロベースは有名どころだとDave HollandやBrian Brombergなどが取り組んでますが、Hollandほど抽象的でもなくBrombergほど馬鹿テクに寄っていない、本当にしっとり「エモく」聴かせてくれる点ではパティトゥッチが抜きん出ていますよね。

また気が向けば他のアルバムも紹介したいと思います。

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