清津峡
湯沢への出張があったので、始発で向かってランニング。
十日町市に入ったところに見つけた389号線。
その先には驚くべき絶景があった。
自然と人工物の融合。
清津峡はかつてより美しい場所として知られていたらしい。
狭い通路に観光客がひしめき合うことも。
ある日落石事故があり、観光客が亡くなり、結果として立入禁止になった。
8年後、景観を壊さず、自然にできるだけ手を入れず観光客の安全を確保する方法として、トンネルを掘った。
峡谷沿いに歩くことはかなわなくなったが、絶景ポイントを覗くことができるようになった。
そして、無機質なトンネルに、いつしかアートが加えられた。
トンネルを歩き始めてしばらく、「やり過ぎ感」を感じた。
特に、トイレの装飾が…。
しかし、最後の水鏡を見たとき、トンネルをただの通路でなく楽しませる工夫をし、まとまりのある空間にしていると感じた。
清津館の温泉とエチゴビールで、爽快な朝ランを終えた。
パクチー(P)コワーキング(C)ランニング(R)を愛する、PCR+ な旅人です。 鋸南(千葉県安房郡)と東京(主に世田谷と有楽町)を行き来しています。