パクチー銀行のフライデーナイト
桑年新チャレンジ
2023年3月10日(金)から、パクチー銀行(鋸南町保田駅目の前)は夜の営業をスタートします。気分によりますが、21時16分まで。
21時16分発の内房線に乗れば、都内なら帰れますよ。金曜日は保田でリモートワークまたはコワーケーションしようという、僕からの強力なメッセージです。
無店舗展開 丸5年
3月10日でパクチーハウス東京を無店舗展開にしてから丸5年です。
「予約が取れない店」の《突然の》閉店劇は、いろいろな憶測を呼びました。特に、withnewsの記事がヤフーでトップに掲載され、いわゆる大炎上。起業してからヤフートップへの掲載は3度目でしたが、コメント欄の激しさと無責任さはものすごいものでした。結果として、僕自身も親しい友人たちも、炎上のメカニズム(=知りもしないのに自分の願望で状況を分析・歪曲する)を知って、大笑いさせてもらいました。
どうやって生きてるのか?
さて、閉店発表の日から今日に至るまで、ずっと聞かれていることがあります。
余計なお世話ですよw
会社員じゃないので自動的にサラリーが振り込まれることはないですが、コワーキングやカフェの運営、パクチー専門商社、講演、執筆、企業研修、コピーライティング、事業相談など、さまざまこなしています。最近は、内装と解体のお手伝いなどもしましたが、楽しかった。どれがメインか、本業か、というのはありません。すべてが真剣勝負。
パクチーハウス東京という繁盛店を閉じたので、僕に財産かまた別の勝算があると思い込んでいる(とうか、ないわけがないと怒り出す)人がかなりいましたが、どちらもありませんでした。「イノベーションは連続性からは生まれない」とインタビューでよく言っていましたが、だからこそすべてをゼロにする必要があったのです。「必要」というと言い過ぎか。これは予測不能な旅を糧に人生を築いてきた予定不調和が大好物の僕の、趣味嗜好です。
5年と7年
無店舗展開を始めてから5年と書いたが、白紙の状態に落書きをしたりされたりしているうちに、何の絵ができようとしているのかが朧げに見えてきた。これまでの僕の経験によると、5年で自分の中に方向性が見えてきて、7年経つとそれを理解できる人が増えてくる。
そして、無店舗展開もついに5年が過ぎた。「いつでも」「どこでも」「気分の赴くまま」心から一緒に仕事をしたいと思う人と、いろいろなパターンで実験を繰り返している。体験を積むことで、いろいろなものが見えてくるのである。
一方で、鋸南エアルポルトとパクチー銀行の2店舗を運営している。これはパクチーハウス自体の無店舗展開とは違う軸にある。目の前に開ける運命を受け入れていっただけだ。そして、意図せず2拠点生活をすることになった。
金曜日の保田駅前に光を
夜の内房線・保田駅前には誰も歩いていない。ごく稀に、行くことがあるけれど、誰にも会うことはない。
だけどそろそろ、そこに新しい流れをつくりたいと思う。誰もいないのは、なにも活動がないからだ。可能性の火をつけると、コトは起こる。鋸南通いを始めてまもなく3年半が経ち、その可能性を信じられるぐらいには見えてきた。
2023年3月10日(金)から、パクチー銀行(鋸南町保田駅目の前)は夜の営業をスタートします。金曜日は1日鋸南で仕事をする日に決めませんか? または早めに仕事を終わらせて、内房線に揺られて来てください。轟音が響くタイミングが、鋸南に入る手前、鋸山の下のトンネルです。
鋸南町を明るくするのは〜あなたです!
そのまま土日を鋸南で過ごすのはどうよ!
そのまま鋸南に移住してしまってもいいよ!