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パクチーケーキ

世界が、ようやく、追いついてきた(笑)。

シンガポールのBaker's Brewが、パクチーケーキを出したことが話題になっている。

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パクチーハウス東京を開いてほどなくして、お客さんから「誕生日の友達がいるのでケーキを用意してくれますか?」と問い合わせがあった。答えはもちろん、イエス。

「すべての料理にパクチーを入れる」というルールがあるため、ケーキにもパクチーを入れる必要がある。開店当初からある「パク塩アイス」で、パクチーの葉っぱがスイーツにあることは実証済みだった。しかし、ケーキの経験はなかった。

スタッフと試行錯誤して、完成した。その後、メニューに書くことはなかったが、特別な体験を得る店として記念日にきてくれる方も多かったのと、大人数で食事に来て、1人ぐらい誕生日が近かったり結婚したばかりという人が含まれていることが多いようで、「緑のパクチーケーキ」は密かな人気商品となった。

パクチーとケーキ?

生パクチーを細かく粉砕して、生クリームに混ぜ込む?(パクリーム)

食べずに否定する人は、とても多かったが、食べてリピートする人もまた、とても多かった。

この傾向は、パクチーハウスと僕がやってきたことの多くに当てはまる。自分の知らない世界のものを拒絶するか、受け入れてみるか。

何らかの力で踏み出した一歩に、すぐにフォロワーが現れるわけではない。

だいたい実感値で、10年経つと、世界も擦り寄ってくる。


パクチーケーキ? は〜ぁっ??? 

まだ食べたことないの?

遅れてる!



パクチー(P)コワーキング(C)ランニング(R)を愛する、PCR+ な旅人です。 鋸南(千葉県安房郡)と東京(主に世田谷と有楽町)を行き来しています。