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生成AIと脳と、人間以外の知性

2冊の本を併読した。


人間は、他の動植物に比べて優れている。
直感や想像力、配慮は人間ならではのものである。

そんな「思い込み」が、完全に覆された。

生成AIについては、流行りに乗って何度か使ったことはあるけれど、使いこなすには全く至っていない。しかし、ぜひとも使いこなしたい、脳の代替機関としなくてはと思った。その実力を引き出すというか、自分の考えを拡張できるかどうかは自分の行動次第だ。そして、AIがどのようなものであるかを「身体で」理解する試みを通じて初めて、それをどういうパートナーにすべきか決めることができる。

人間以外の知性について知り、コンピューターの発達過程の歴史を振り返り、自分たちの身勝手さを知った。植物の動きをもっと知り、理解したい。他の生物からもっともっと生きるための、考えるためのヒントをもたらしてもらいたい。そう思った。

どちらの本も、個別でも大変興味深く引き込まれるけれど、新書とハードカバーというスタイルの違いがあったため、その時々のかけられる時間、持ちやすさなどを考慮しているうちに、偶然2つを交互に読むことになったもだが、これは運命だったのかもしれない。


池谷 裕二『生成AIと脳~この二つのコラボで人生が変わる~』(https://amzn.to/4ho85u2
ジェームズ・ブライドル『WAYS OF BEING 人間以外の知性』(https://amzn.to/3Cv3neJ

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paxi
パクチー(P)コワーキング(C)ランニング(R)を愛する、PCR+ な旅人です。 鋸南(千葉県安房郡)と東京(主に世田谷と有楽町)を行き来しています。