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masyumaro8677
生成AIと脳と、人間以外の知性
2冊の本を併読した。
人間は、他の動植物に比べて優れている。
直感や想像力、配慮は人間ならではのものである。
そんな「思い込み」が、完全に覆された。
生成AIについては、流行りに乗って何度か使ったことはあるけれど、使いこなすには全く至っていない。しかし、ぜひとも使いこなしたい、脳の代替機関としなくてはと思った。その実力を引き出すというか、自分の考えを拡張できるかどうかは自分の行動次第だ。そして、AIがどのようなものであるかを「身体で」理解する試みを通じて初めて、それをどういうパートナーにすべきか決めることができる。
人間以外の知性について知り、コンピューターの発達過程の歴史を振り返り、自分たちの身勝手さを知った。植物の動きをもっと知り、理解したい。他の生物からもっともっと生きるための、考えるためのヒントをもたらしてもらいたい。そう思った。
どちらの本も、個別でも大変興味深く引き込まれるけれど、新書とハードカバーというスタイルの違いがあったため、その時々のかけられる時間、持ちやすさなどを考慮しているうちに、偶然2つを交互に読むことになったもだが、これは運命だったのかもしれない。
池谷 裕二『生成AIと脳~この二つのコラボで人生が変わる~』(https://amzn.to/4ho85u2)
ジェームズ・ブライドル『WAYS OF BEING 人間以外の知性』(https://amzn.to/3Cv3neJ)
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