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「色彩心理図鑑」エピソード0まとめ vol.3 (32km→17km)

ツイッターで新刊の紹介を兼ねて展開しております色に関わる4コママンガとイロガミサマの解説をまとめております。新刊の主人公であるシキサイというサイとウラオモテヤマネコが別々の場所からスタートして、新刊のプロローグで出会うまでを描いています。ツイッターでは更新とともに流れて言ってしまいますので、色彩研究会マガジンを購読いただいている方に向けてこちらでまとめます。追加の説明も少し加えています。随時更新していきます。今回は32kmからまとめていきます。第三弾です。

vol.1(65km→47km)はこちら

vol.2(46km→33km)はこちら

・あと、32km

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卵の黄身がオレンジ色だと栄養価が高いと思いますよね。これは色のマジックで、実際には栄養価と色に関係はあるとは言えません。色鮮やかな黄身は好まれる傾向にあり、生産者たちは赤みのある色の餌を与えるなどして黄身の色付けをしています。畜産の団体では近年エスカレートするこの傾向を止めたいと啓蒙活動をしているそうです。お米を食べた白い色の黄身より鮮やかな色の黄身を美味しく食べるのは当然のことと思いますが、エスカレートする色のイメージに引っ張られることはないと思います。

・あと、31km

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色の好みは性格傾向をかなりの確率で投影しますが、持ち物の色は固有の「嗜好性」が強く出るので、持ち物の色から必ずしも性格傾向がわかるとは言えません。ただし、性格を持っと短期で捉えた「感情」的な思いが乗ることはよくあります。特にいつも持ち歩くスマホケースはそうした思いが乗ることがあります。隠された自分の思いや相手の思いを知るヒントにつながります。

・あと、30km

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中国茶は茶葉の発酵のさせ方により六種類に分類され、そのそれぞれに色がついています。もっとも一般的なのは日本茶でも知られる「緑茶」です。ただし、日本茶のように蒸さずに釜炒ります。茶葉を摘んだ後に加熱処理をして発酵を止めてしまうので、不発酵茶とも言われています。中国では烏龍茶より一般的なお茶です。そしてわずかに発酵させたお茶を「白茶」といいます。生産量も少なくソフトな味と清らかな香りが特徴です。軽度の発酵茶だが手間がかかりあまり市場に出回らないお茶が「黄茶」。茶葉とお茶の色が黄色であるためそう呼ばれている。中国茶の中でもっとも貴重なお茶と言われているのです。そしてある程度発酵させてから加熱処理をしたお茶が「青茶」。茶葉を日光にさらす過程で深い緑(青)に変化することから「青茶」と呼ばれています。烏龍茶、鉄観音、黄金桂も青茶である。それから完全に発酵させたお茶が「紅茶」、微生物による後発酵をさせたのが「黒茶」です。有名な「黒茶」にはプーアル茶があります。

・あと、29km

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「女の子は赤」「男の子は青」この歴史は古く日本だけでなく、ヨーロッパでもそうした文化があったと聞きます。しかし人の多様性が認められて久しい現代では、単純に性別で色分けをするのは好ましいとはいえません。管理的な問題はあるとしても、小学校で体操服が男女で同一になってきているように、単純に「色を性別で2種に分ける」というのは、子どもの成長発達においても可能性を狭くして抑圧する方向になりかねません。ましてはランドルはたくさんの色が溢れていく中で、親や祖母が勝手に色を決めていまうことは考えたいものです。

・あと、28km

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さて上記の色のどこかに数字が隠されています。色彩認知の力を確かめるものです。これが見えても見えなくても色彩の能力が優れているとか劣っているとかの単純なものではなく、また先天的な影響はあると考えられますが、訓練でも見られるようになります。この辺りことは新刊「決定版 色彩心理図鑑」の中でも紹介しています。答えは下記でアカガミサマが教えてくれています。

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