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思い込みの激しい人は不幸になる

思い込みの激しい人は不幸になる。

本来「思い込み」は自分を守る機能のははずなのに
なんとも因果な話であります。

私は人の中にある性格の因子が行動や思考にどう影響を与えるかをよく考えます。「思い込みが激しい」という状態は、受け取った情報を自分の価値判断の中で決めつけてしまい、新しい情報と比較して常にアップデートすることなく、判断をし続けることです。簡単に言えば、すべてのものを自分の都合の良いように理解するという人です。

なんで人は思い込むのかといえば、毎回、自分の持っている情報を更新していく作業は大変です。たとえばAさんという人がいたとします。この人を「悪人」と決めたら、Aさんはずっと悪人でないと困るのです。あれ、この人良い人かも、いや、違うのかなと行動のたびに修正を行おうとすると脳が疲れるわけです。また、今まで自分がAさんは悪人だと思って、悪い噂を流布していたり、冷たくあしらっていたことに対して強い罪悪感を作るのです。それは自分的に耐えられないのです。

このように思い込みが激しい人は、「良いもの」とか「悪いもの」といった箱を作りやすく、そこに人やモノ、場所などを分類することが多くなります。それは多様な考えを放棄し、思考力も磨かれせん。なにしろ、周りの人を振り回して、問題を引き起こします。

自分の思考を守るために、成長を放棄し、自分の可能性を小さくしています。そして周囲の人を不幸にします。周囲の人を不幸にする人は、一時的に自分の欲を満たして幸福に感じるかもしれませんが、長い期間で見ると幸せになることは少ないように見えます。

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