「色彩心理図鑑」エピソード0まとめ(65km→47km)vol.1
ツイッターで新刊の紹介を兼ねて展開しております色に関わる4コママンガとイロガミサマの解説をまとめております。新刊の主人公であるシキサイというサイとウラオモテヤマネコが別々の場所からスタートして、新刊のプロローグで出会うまでを描いています。
・残り65km
シキサイは最初、赤い色をしていました。シキサイが赤い色を失った理由と旅立つまでのエピソードを描きました。
・残り、64Km
新作のもう一人の主人公であるウラオモテヤマネコのハートのペンダントがくすんでしまった理由と旅立ちまでを描いています。
・残り、63km
シキサイがピンク好きということを通して、ピンクが好きさんの性格を簡単にまとめています。シキサイの繊細な性格が伝わるといいなと思いました。
・残り、62km
金魚って赤いのに「金」というのは不思議ですよね。なんで赤くない金魚が金魚と呼ばれるようになったかを解説しながら、ちょっと腹黒いでもお茶目なウラオモテヤマネコの性格が見える話です。
・残り、61km
パーソナルカラーというものがどんなものんをさらりと解説しています。新刊の中ではもう少し詳しく解説しています。
・残り、60km
ウラオモテヤマネコが紫が好きということを通して、紫好きさんの性格を簡単にまとめました。よく紫が好きな人は人から誤解される傾向がありますが、それは「個性」ということを伝えたいと思ったエピソードです。
・残り、59km
複数の色彩関係の本でも紹介されている謎の色をテーマに、エピソードをまとめてみました。資料が残っていない色を想像するのも楽しいですね。この後。絵画てから見た日本の色など、不思議な色も紹介する予定があります。
・残り、58km
夢はカラーか白黒で見るのか、最近はとてもカラーで見ている人が増えていますが、10年前の調査ではもっと少なかったのです。30代以下の人は8割以上の人がカラーで見ているという調査結果もあります。
・残り、57km
オレンジのイメージと不思議な効果を紹介しています。夕日が赤・橙に見えるのは目に届くまでの距離が関係していて、水平から入った光は上から降り注ぐ光よりも長い距離大気を通過してきます。そのため途中で他の色の光は散乱してしまい、長波長である赤・橙の光が残るのです。また、このエピソードはどこかにつながるかもしれないので記憶の片隅に入れておいてください。
・残り、56km
結婚衣装(ウエディングドレス・白無垢)が白い理由です。ウエディングドレスウエディングドレスが白い理由は、新刊でも詳しく説明しています。普及したのきっかけは1840年のイギリスのビィクとリア女王の挙式と言われています。彼女は流行だった白のドレスで結婚式を挙げ、その様子が新聞や雑誌で大きく取り上げられ、民衆の白に対する憧れを高めてしまったということです。日本でも室町時代から婚礼では白無垢を着る習慣があります。何色にも染まっていない純粋無垢の意味でありますが、家から出ることは死をも覚悟することで「白装束」の意味もあったようです。ちょっと怖いですよね。この白無垢は3日間着てから色のある着物に着替える習慣でした。ところが次第に短くなってきて、今では「お色直し」として披露宴ですませてしまうようになったのです。
・残り、55km
色と感情の関係を説明しています。これは新刊の連動コンテンツとして詳しくは色彩心理講座の中でも紹介しています。定期購読者の方はそちらもぜひご覧ください。ピンクには隠された心理効果がたくさん見つかっています。
・残り、54km
ポストが赤い理由です。日本で郵便制度が始まったのが明治4年。このときポストは木製の箱でした。翌年、郵便局の普及と共にたくさんのポストが必要になってくると、木を黒く塗った細長いポストが登場したのです。ところがこのポストはとても不評で、黒い「郵便箱」の「便」という文字を見て、トイレと思う人がいたり、黒なので夜になると見えなくなると苦情が相次義ました。明治34年、黒い郵便箱をやめ、目立つようにと赤い円柱型のポストが誕生したのでした。
・残り、53km
創作活動をする前に見たい色について簡潔にまとめました。創作活動に向き合いたいときは、青を使いましょう。 青は創作力を高める色です。頭の中が
落ち着いて、冷静にクリエイティブな感覚が高まります。青系には画家の名
前がついた色が複数あります。同時にリラックスする色と一緒に見ると効
果的です。他には紫やピンクといった色も創作活動に役立ちます。実際に
青い色を創作活動に使うだけでなく、青いインテリアやファブリックなどを
活用するとよいでしょう。
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・残り、52km
カレンダーは平日が黒、日曜日が赤、そして土曜日が青で書かれています。どのカレンダーもこれは統一されているので、そこにどんなルールがあるのかまとめました。そこには週休二日を推進する動きがあり、なんとなく今の社会とも似ているかもしれません。日本は働き過ぎの割に賃金が安いので、そうしたものを色きっかけで見直しても良いのかもしれません。
・残り、51km
世の中にある花の色は何色が多いのか、という素朴な疑問に回答したお話です。地域性や季節を加味せずにまとめると白が多いということです。そんなことを意識しながら花を見ると、また、ちょっと風情を感じるかもしれません。
・残り、50Km
最近、新しく建てられた病院や内装を変更した病院のほとんどが壁はベージュを主体にした色になっています。これは昔は「清潔感」と「わかりやすさ」を重要視していましたが、最近は患者さんの緊張感を取り除くことを主眼に置くようになり、優しい色になっているのです。
・残り、49Km
海外の色辞典では日本をイメージした色も紹介されています。海外から見たい日本のイメージは青が多いらしく、「ジャパン」という色も青系の色です。その中で「サムライ」という色は少し例外のようで、くすんだオレンジをしています。その由来は不明なのですが、ヨーロッパに現れた侍たちの「気高い精神」なんて考えると誇らしいです。
・残り、48Km
進出色と後退色の話です。実際の位置より近く見えたり、遠くに見える色があります。近くに見える色は進出色といい、赤、橙、黄色といった暖色で高彩度の色です。遠くに見える色は後退色といい、青、紺といった寒色で低彩度の色になります。看板や標識に赤が使われるのは進出色の効果を狙っているからです。照明や背景でも異なると思われますが、総じて暖色には進出効果があり、寒色には後退効果があります。ただし最近の研究では暖色は進出色、寒色は後退色という単純なものではないことがわかってきています。
・残り、47Km
ハリウッドではこの「カラーグレーディング」は映画製作に頻繁に活用されています。暗い青は人の恐怖心を引き出す効果があり、ホラー映画では青をうまく使って恐怖心を高めようともしています。実際、「リング」なども恐怖シーンは単に暗いというだけでなく、青系の色を使って恐怖を誘発しています。
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