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「魅惑の心理」マガジンvol.134(この先、あなたはどう生きるのか? 生き方の分岐点がやってくる)
人の心は環境によって大きく変化します。近年はコロナの影響もあり、閉塞的で批判的な生き方をしている人が増えてきたと感じます。最近の心理傾向を調べていると人の心は世界的に病んでいるように感じます。閉鎖的で批判的な生き方は、自分を守ろうとする行為です。心を自分の奥に閉じ込めて、他人から見られないように隠し、相手を批判することで自分が優れていると自分の心を守ります。いわば心の防衛反応が強く働いているのです。そうした状況が増えてくると同調的に自分も閉塞的に、そして批判的に、攻撃的になる人が増えてしまいます。閉鎖的で批判的な生き方は、刹那的に「今」を快楽に生きようとしているようなものです。相手を攻撃して相対的な幸福を手に入れて、目先の利益に翻弄されます。成長もなく、一時的な利益を得られても、中長期的には幸福感は手に入りません。常に何かと戦い続けることになります。戦うことで自しか分のアイデンティティを守れないからです。
人というのは面白いもので、こうした人が増えてくると、逆に開放的に共感的に生きようとする人も出てきます。現状の息苦しさに耐えられなく、批判的な生き方をよしとしない人たちです。本来の社会性のある人の姿と言ってもいいでしょう。資本主義や管理的な教育の中で、共感よりも批判や戦うことが良いとされてきた時代の中で、少なくなっていった人たちです。日本ではコロナの感染がやや落ち着き、この閉鎖的で批判的に生きていく人と、開放的で共感的な生き方をしていく人が分岐して、二極化していくことが見て取れます。
この先、みなさんはどちらの生き方を選択しましょう? 今回はこうした状況を踏まえて、開放的で共感的な生き方をしたいという人がいらしたら、その生き方になるための方法、自らを幸福にしていく生き方について、心理学の知見を借りて、話をしたいと思います。次第に訪れるこの分岐的を批判的に生きるのか、共感的に生きるのか、どう生きるのかは、あなたしだいです。
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