色彩心理を仕事にする(色彩心理マスター養成講座①)
色彩心理を仕事にしていく道を学ぶ講座を始めます。色彩心理に興味がある人は、この養成講座を読んでいくうちに色彩心理が仕事になるかもしれないというイメージが掴めると思います。すでに色彩の仕事をなさっている方は、この講座から学んだり活かせるところを盗んでいってほしいと思います。全く関係ない仕事をなさっている方も、自分を魅力的に見せる対人術や性格分析は仕事に役立つと思います。本講座には色彩心理、心理学、脳科学のテクニックを無数に入れていくつもりです。
ポーポー・ポロダクションが目標に設定している色彩心理マスターには、大きくふたつの仕事があります。ひとつは、クライアント(依頼者・相談者)の抱える心理的な悩みを整理して、色彩心理と心理学を通して改善する手伝いをする仕事です。これには性格を分析する能力や人を動かす説得術も大事になってきます。色彩嗜好を通してクライアントの性格を分析し、性格面のアプローチから「心のサポートをすること」つまりカウンセラー的な立場です。
もうひとつは、色彩心理を通して、様々な問題を分析して改善案を提案していくことです。企業における商品開発や色の提案、分析などが仕事になります。色彩学に精通し、色彩を通して問題解決のお手伝いをして「色彩の具体案を提案する」というアドバイザー的な立場という二つの側面があります。
○色彩心理マスター概要
◎目的
なんとなくやってみるという心構えでは、仕事としてうまくいかないでしょう。なぜ色彩心理を仕事にしたいと思うのか「目的」を明確にしてください。目的は人それぞれで、何が正しいかはありません。複数の目的があって当たり前です。ただし、目的がないと非常に脆弱な存在に見えることがあります。そこで、ここで時間を少し使って、色彩心理を深く学ぶことの理由を考えてみましょう。
(想定される目的)
・色彩心理のスペシャリスト色彩心理マスターになる(本気度100%)
・色彩心理の知識を活かして今の色彩の仕事をさらに深く極める(本気度75%)
・色彩とは別の仕事をしていくつもりだが、活かせるものは今の仕事でも活かしていきたい(本気度50%)
・色彩心理を知って日々の生活を豊かにしていきたい(本気度25%)
どうでしょう。これはひとつの参考ですが、自分の目的がイメージできましたらOKです。わかりやすく「本気度」というスケールを使いましたが、自分は80%ぐらい、私は40%ぐらいという間をイメージしても構いません。
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ポーポー色彩研究会
「色を使って問題解決しよう」「色の可能性を広げていこう」をテーマにした色彩心理の研究会です。 マガジンを購読いただくと色彩心理関係のセミ…
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