【ミクロ経済学漫才】〇〇費用
A どうも〜
B よろしくお願いします〜
A 漫才はじめて早5年・・・。まったく売れないです!!
B いや、そうですけど
A 漫才はじめて早5年・・・。まったく売れないです!!
B あ、何、同じこと言った?壊れたラジカセ??
A ラジカセは古いよ。今、いつだと思ってるの。
B そうですね
A 大化だよ
B 古いな。大化の改新、いつの時代よ
A まあ、そんなわけで全く売れないですけどね、実は、5年前、大手の企業受かってたのよ。もし、そこに入ってたら今頃どんなにお金が貯まったことか。
B ああ、機会費用ね
A そうそう欧陽菲菲。
B 言ってない!機会費用!
A へ?
B 自分がそのとき大手企業選んでたらもらえてたお金のこと。今、生活費かかってるだろうけど、費用っていうのはそういうのだけじゃなくて、選ばなかったものを選んでた場合に得られたはずのお金ね。
A まあ、キャリーオーバー。ラブ・イズ・オーバーということですね。
B 全然、伝わってない。
A もっと言うとね。あなたと組んでなければ、わたし今頃M1優勝して1000万円もらえてたわけですよ。
B おや、これは穏やかではいられないよ
A この1000万円も、オノ・ヨーコでしょ
B 機会費用ね。あなたそれはひどいんじゃないかい。5年も一緒にやってきたんだから。
A 今からでもコンビ解消しようかな
B 今から変えて大丈夫?また1からになるよ。今まで自分と組んできたものすべて無駄になるよ。
A くっ・・・
B これを埋没費用というよ。
A マイ☆ボス マイ☆ヒーロー・・・。
B 埋没費用ね。無料のゲームで費やした時間がもったいない気持ちがして、課金するのはこの原理ね。
A なるほど・・・。コンビ解消はやめよう。
B そうかい。
A ただ、ネタ作りっていつもカフェでやってるけど、ネタ1本作るのに、毎回コーヒー代かかるよね。今まで100本ネタ作って、コーヒー代は3万円になってるから、ネタ1本あたり、300円かかってるよ。
B 平均費用だ。総費用にしめる1つあたりの額だ。そんなかかってるんだねえ。
A どっちかの自宅でやればかからないよね
B たしかにそうだね。
A もっというとあなたの自宅で冷蔵庫にある飲み物飲みながらだとタダだよね
B あなたはね!わたしはタダじゃない。
A これは何費用?
B 知らないよ!もういいよ
A&B どうもありがとうございました!