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看護師ですが会社員やってます

看護師と会社員のダブルワークではありません。
企業で看護師として働く産業看護師についてのお話しです。

ざっくりと私の看護師歴

私も学校を卒業して真っ先に就職した場所は大学病院でした。
その後、ワーホリで一時的に病院勤めから離れたものの、再就職先も病院。
結婚して2年間は看護学校で教員として働いていましたが、その後に病院で働く看護師へ戻りました。
病院で働いている=病棟勤務で、夜勤もフルにこなし、2交替も3交替も経験しました。

紆余曲折ありまして、数年前から某企業で看護師として働いています。

企業で何するの?

人事課に所属して、産業看護師として働いています。
簡単にまとめると、従業員の健康管理に関する業務を任されています。
体調が悪くなった人やケガの人の対応はもちろん、健診やストレスチェックのフィードバック、健康に関する啓蒙活動なども含まれます。
私の職場では、人間ドックの予約手配もやっていたりします。
毎月実施される安全衛生委員会にも、産業医とともに出席しています。

ざざっと書きましたが、また詳しくは別の機会にと考えています。

病院勤務と企業のちがい

すごーーーく違います。

まず第一に。
不調を不調と認識できていなかった事を知りました!!

経歴からもわかると思いますが、ほぼ病棟で交替勤務をしてきた私です。
企業に勤め始めて
なんと!体調がよくなりました!!

別に病棟で働いていた頃、体調が悪いのをおして働いていたとか、持病があってつらかったとか、そういうことではありません。
むしろ元気に働いていた方だと思います。
「フル日勤で働くとかムリー」とか言って、夜勤のない生活なんて考えられないくらいでした。

しかし企業で働くようになってからの私は、朝起きて昼間に働いて夜寝る生活となりました。
働き始めて数ヶ月たったあたりで、明らかに体調が良いと感じるようになりました。

肌の調子が良くなったり、片頭痛や肩コリで手放せなかった鎮痛剤の使用頻度が激減しました。
おかげで、スキンケア用品や薬にかかる出費も大幅に減りました!

まだあります。
食習慣をはじめ生活習慣が改善したのか、何か特別な事もしていないのに体重が減りました!
他にも、体力的にも精神的にもすごーーく負担が減った実感があり、本当に交替勤務時代には不調を不調として気づけていなかったなと改めて感じさせられました。

あとは職場や上司にもよると思いますが、5S活動も含めて企業の方が職場改善や業務の効率化などにも積極的な印象があります。

収入は?

以下、私の私見です。
・・というか、この記事の最初から最後まで私見ですが・・

【結論】
額面で言えば、私の収入は減りました。

が、今の収入で特に不満はありません。(増えるなら増やしたいですけど)

フルで夜勤に入ってこともあり、諸手当含めると病棟で働いていた頃の方が基本給も手取りも上でした。
ただ、日勤のみで働いてる看護師の給料と比べると、「もしかすると私の方がチョコっと貰えてるかも?」と思います。

収入減ったのに不満がない理由については、ちゃんと業務内容と額面に折り合いがついていると思うからです。
上に書いた通りスキンケアや薬品に関する支出も減らせていますし、消費する気力や体力からしてワリに合わないとは思いません。
また、時間外や昇給についてもキッチリしているので、特に現状での不満はありません。
むしろ臨床時代の方が不満だらけ…
※ 職場や地域、経験によっても給料は大きく変わるので、あくまでも参考程度にご覧ください。



自己紹介の延長みたくなりましたが、企業で働く産業看護師となって感じた事について述べました。

コロナ禍で転職活動をして今の職場と出会ったのですが、本当に運が良かったと思えるくらい良い職場と出会うことができました。

もちろん、良かった点だけではありません。
そういった話も含めて、今後も仕事に関することや病院勤務との差についてなども取り上げていきたいと思います。

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