見出し画像

読書手帳

2021.9.7

今読んでいる本たち。

「夜中の薔薇」は、遂に読了!
とても良かった、、まず、文字の大きさが好き◎
文体が綺麗で読みやすいのだけれど、そこにクスッとなるような面白さも混ざっていて、読むのが楽しかった。
向田邦子さんのエッセイは3冊目かな?もっと、彼女について知りたいな、と。

時計に関してのエッセイが特に好きだった。

わたしも常々思っているのだけれど、「時間」という概念がない世界はどんな感じなのだろうと思う。
日の出と日の入り、太陽と月や星、鳥の声、虫の鳴き声、などを目安として、生活していくのかな?
動物はきっと、人間に比べて体内時計とみたいなものが、正確だろうと思うので、動物が先導して朝起きて、人間を起こしたりするのかな?と思ったり。
今も、そういう生活が、この世界のどこかではあるのかもしれないけれど。とても羨ましいと思う。

私はいつも時間に追われてしまう。
時間を気にしがちなのに加え、ダラダラ生活するのが得意だったりするので、寝る前は後悔に苛まれることも多い。

「(時は)一生の単位で見れば大きな河の流れにも似て、ゆったりと流れてゆくものでもあるはずです」
この一行に、救われたな。と感じた今日は、いつもより更にだらだらと時間を過ごしてみました。後悔しないで眠るぞ。


「渡りの足跡」は、読みたいなと思っていた本を、母のあちこちある蔵書の山から見つけ出してしまったので、早速ページを開き始めている。
私が「読みたい」と思った本は、ほぼ母が持っていたりするので、この帰省期間は本漬けです。幸せ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?