クリスマスの思い出
12月になりました。12月といえばクリスマス。
みなさんはクリスマスの思い出ありますか?
しばし僕のクリスマスの思い出話に付き合ってください。
たしか小学校6年生の時のクリスマスでした。
この年齢はとても微妙な年齢で。
僕は、どういうきっかけかサンタクロースのプレゼントは両親が用意してくれていることを知っていました。
二歳年下の弟は、サンタクロースを信じていました。
そんなときのクリスマスイブの夜です。
枕元にプレゼントが置かれるのを待っていました。
サンタクロースが我が家に訪れないということを知っていても、プレゼントは楽しみだったのです。
ガサガサ。そんな音がしました。
なにやら硬くて大きな箱。
プレゼントが置かれるのを確認して、安心したのか。その夜はすぐに眠ってしまったとおもいます。
次の日の朝。
弟と元気に早起きした僕は、
プレゼントの包みを開けました。
いまでもその時のことは忘れません。
包みを開くと、大きな聖書が一冊。
うれしそうに眺める父親。
まぶしい弟のおもちゃ。
この、落胆した時の気分。。
聖書、手に取って読んだことありますか?
むちゃくちゃ分厚いんです。
小6の田舎の少年には
聖書のプレゼントはいろんな意味で重かった。。。
もう一つプレゼントの思い出があります。
小学生の頃は父に連れられて新冠の教会に通っていました。新冠の教会ではクリスマスのときに玄関の段ボール箱に皆が一つずつプレゼントを入れます。
礼拝の後のクリスマス会で、輪になって座り、段ボール箱のプレゼントを一人一つずつ手にした後、歌を歌って横の人に回していきます。
歌が終わったら、その時手にしたものがその時のプレゼントです。
僕はそのプレゼント交換も大好きでした。とてもたのしみで。大体がお菓子をもらえてたんですよね。毎年。
ある年のこと、歌が終わって手の平に乗るような箱。ちょっと重たい箱が僕の手に残りました。
重たい箱。楽しみですよね。
包み紙をやぶってでてきたものが。。。湯呑茶碗
こうして思い出してみると、
うれしかったプレゼントより、なんだかがっかりしたようなプレゼントのほうが想い出に残っています。
そして、毎年のように思い出します。
当時、とってもがっかりしたはずなのに、なんだか今はとても暖かい想い出なんですよね。
プレゼントって、その一瞬だけじゃないかもしれません。
「こんなものあげたらがっかりしちゃうかもしれないな。」そう思うかもしれませんし、事実、その時は本当にがっかりさせちゃうかもしれませんが、おもいついたら誰かにプレゼントしてみたらいいと思います。クリスマスに限らず。
さて、僕に聖書の中身を教えてくれた牧師さんが、面白いことを言っていました。
「世の中には、子供たちにサンタをいつまでも信じさせようと努力する大人たちは多いけど、クリスマスの元となったイエス様を信じさせようとはあんまりしてないんだよね。」
サンタさんが出てくる大好きな曲を紹介します。
みなさんも、今ならまだ間に合いますよ。サンタさんにお願いしてみてはいかがでしょうか?
小学6年の教会でのクリスマス会。そう、聖書をもらった年のクリスマスです。僕は教会でふるまわれたカレーライスを食べ過ぎて(確か4杯食べた)、しばらく何も食べられず、おなかを壊して、おかゆ生活になったことまで思い出してしまいました。
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