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将棋教室を丸3年やってきた感想をつらつらと書いてみる。

お久しぶりです。こんばんは、ポールです。

2019年4月から何の因果か巡り合わせかで将棋教室を始めた私ですが、
2022年3月でまるっと3年になります。

何よ丸3年って。中高生なら卒業式ですよ。
教室の卒業式?んなもんはないですよ。なんとか続けられる限りで続けたいと思っております。

最近の話題はなんですかね。師弟トーナメントも終わって次のABEMAトーナメントのドラフトですか。

団体戦になり、今回が3回目。私の注目は森内先生の行方なんですけど、リーダーの事前インタビューだと康光先生は今回はチームレジェンド的な感じでは無く新たな選び方をするようですし、さてどうなるのかと。
複数のリーダーがベテランの指名を言及していたので、まず複数球団からのドラフト指名は確定です、はい。間違いありません。フィッシャーの実績、経験、ネームバリュー、YouTube。隙がありません。
広瀬先生の所で勝浦門下つながり、佐藤会長の変えてくると言っておいてのフリからのレジェンド指名。後は羽生先生からのチーム島研も大いにあり得ますねぇ。当然ドラ1指名を正座で待機して記者会見場も用意しなくちゃ椿山荘でいいですかいいですね、それとも青葉でやりますか(早口)

とまぁ脱線から話を戻すと、将棋教室を初めてまるっと3年。
細々とやっている上に、儲け度外視でやっている故なのか、現在までなんとか続けられております。
日ごろの来て頂いている生徒さん、カルチャースクールの方々、周りの道場や相談などで協力して頂いている皆様、またTwitterのタイムラインで様子を温かく眺めて頂いてる皆様のおかげで支えて頂いております。いつもありがとうございます。

今になって思うのは、3年のほぼ半分以上がコロナ禍の状況という中で、周りと比較してこの無名零細将棋教室がよく潰れなかったなと。他の教室とか休止や廃止などが相次いでいるのを見て(致し方ない部分もあるとは言え)、なんでやって思っているワケです。

別に高尚な事はやっているつもりも無いですし、あくまで私の中までエゴたっぷりの教室をやっているだけなので、集客を意識した事ってないんですよね。
可能な限り、手の届く範囲で出来るだけの事をする。そうしないと私の身体と精神力が持たないのです。最近はちょっとキャパオーバーになっている部分も無きにしもあらずなのでやり方を色々考える必要はあるんですが。

「石の上にも3年」とは言いますが、はて、将棋教室は石だったのかと考えた時、思った・・・めっちゃ石じゃん。。マジで石。。きっつい。。
生徒は少ないとはいえ、マンツーマンの形式でほぼ一人で回すのは大変だし、子供たちはいう事は聞かないし、教え方が悪いのかもだけど中々覚えてくれないし、生徒同士の棋力の差をどう埋めるのかに悩むし、毎週の問題の用意も大変だしetcetc......
書き出そうと思ったら止まらないのでこのくらいに。悩みは尽きないわけです。前回のnoteでも書きましたが、生徒が立て続けに辞めて行った時期もありました。

幸いな事に人数も増え、2022年3月現在はやっと2桁まで人数が戻ってきました。これまで続けてくれた生徒さんもいれば、指すところや教えてくれる所が無くて遠くから来てくれる方等もおり、なんだかんだでわざわざ探して来て通ってくれているとか、ありがたいとしか言いようが無いんですよね。

私としては他無かったんかいwと思わざるを得ないのですが。確かに将棋教室が少ないエリアだと思うけど、無名の私の所が選ばれるってどれだけブルーオーシャンなのよ。頑張ってよ指導員方々w

まぁしかしどんな理由であれ、存続出来ているのも事実。
退会入会によって生徒が入れ替わりで新たな発見もあったり、継続していくことであったことなど、今回も備忘録的に書いて行きたいと思う。

1、Youtubeチャンネルの開設

はい、ひっそり?と開設しております。
スタートしたきっかけは、自身の都合等で教室を1月2月を隔週でお休みしていて、教室が出来ない分の補填になれば・・・という体で始めました。
というか前からチャンネル開設は考えていて。
理由としては、普段の教室で子供達を見ていると、まぁびっくりするほど集中力が続かないわけです。目を離すと目の前から消えるし、すぐ「つかれたー」と言い出すし、話しだしたら止まらないし、全然問題は解かないし、独自のルールは作り出すし、服は脱ぎだすし・・・将棋どころでは無いのです。そんな中でなんだかんだ教えてるんだから、私えらい。すごくえらい。(誰も褒めてくれないので自分で褒めていく)

で、どうしたらこの子達に興味を向けさせることが出来るのだろうと考えて、話をしているとYoutubeは見ているそうなので、じゃあ作るかと。そっちに目が向いているならそこに出せばいいんじゃないか精神。
大した編集技術は無いので簡単なものですが数本アップしてます。更新頻度は私の忙しさ次第ですが。。もうちょっと凝ったものを作りたい欲はあるんですが、なぜ1日は24時間なのって感じなので、可能な限りでコツコツ頑張る次第です。
※教室向けなんで特段の宣伝はしない方向で。知りたい方はDMへ。

2、棋書提供

ある日突然TwitterのDMにて、「普及用に棋書の提供したい」旨の申し出があった。本の整理などで手放し整理する方もいると思うが、こういうのもありがたい。私宛に来たのも初めてであった。

ブリチャンから郵送で送って頂いた段ボールを開くとまぁ充実した内容でぎっしり。使い古した感じも無く、新品化と思うくらいに良品でした。早速教室の生徒さんにも使って頂き大変助かっております。この場を借りてですが、この度はご提供頂き誠にありがとうございます。

今後コロナの状況がどうなるか分かりませんが、もし大会等イベントが出来た時に賞品などに活用しましょうかね。



3、級位者証の作成

将棋をする上、っていうか何にしてもある程度の目標があった方がやりがいというものは生まれるし、どう頑張ろうというのも見えやすい。
実際子供達もどこを目指していいのか不明瞭だったので、それならば作ってしまおうと。要は認定証です。

他の道場などの基準も分からずで級を認定していいのだろうかと、結構悩んで色々各所に相談したところ、割とどの教室も独自の基準でやっている模様。確かに道場によって同じ段位でも棋力の差はあるという実感はあるから、独自に作っても、その棋力帯は運営者の判定が大きいというのが実態らしい。

認定証のレイアウトは某将棋教室にサンプルを頂き、スマホのアプリで数パターン作成しラミネートまでして発行している。個人でやるには凝り過ぎている。印刷云々はカルチャースクールの手助けも大きいんですが。

スタートは15級からの憧れの八王子スタイル(?)。認定証を作った事でのメリットとしては生徒同士の対局をする際の駒落ちの基準が明解になったり、「これが出来たら昇級ね」と言って目を向けさせることが出来るなど、まぁ作って良かったかなと。

また認定証を作って意識している事は、「他の教室や道場に出しても遜色無いレベルにすること」ですかね。別にどこの道場を基準にしているわけでは無いですけど、大体どのくらいのレベル感なのかは経験上や体感的にわかるので(わかっているつもりかもしれないけれど)、大まかだけど見立てと実力に応じて発行をしている。
これは勝手な私の願望だけど、教室の外に出て将棋をしたときに、勝って自信を付けられるようにしてあげたいっていう思いも込めつつ。



4、将棋教えるのを3年やって棋力は伸びたのか

昨年2年の区切りでどうだったかを書いていたので、ここでも残しておこう。
結論としては、圧倒的現状維持。正直自分の将棋の勉強に費やす時間はほぼ皆無で、対局の際は用意なしの現場対応というのが現状。その分指導用で定跡チェックしたり簡単な詰将棋を創作したり、教えるのに費やす時間がその分増えたって感じでしょうか。
一応将棋ウォーズの段位は上がったけれどこれ如何に。多面指しの見切りが活きるとかあるかな。
棋力にムラがあるので昇段が中々届かなかったんですが、ちょっとだけ上限が上がったんですかね。まだ伸びしろはあると。


4、猫は将棋に効くのか

引っ越した折に猫を飼い始める事になりました。まぁ日々大変ですが、なんですかねこの癒しのかたまり。すぐに下僕と化しました。一人称はお猫様です。将棋で負けて落ち込んでいる時に頭を下げて触らせて頂くと全回復出来る、圧倒的アドです。
棋譜を並べていると対局相手もしてくれます。効果は未知数。



ここ1年は大した動きが出来ていない・・・ってのが通常運転っていうのはいつも。。割と忙しく動いていた事もあって出来る事しかやれていないというのが実情ですが。
個人的に引越しをしたり、勉強事だったり、やりたい事は沢山あるんですが猫の手も借りたいくらい。まぁ焦らずやるだけですが。
きついきついと文句を言いながらも、なんだかんだで楽しんでやってますし、長く続けるには何事も無理をしないの大事。


長々と書いていますが、まずは丸3年をちゃんと締めて、次の1年に向かって私なりに気張らずにやってまいります。生暖かく見守って頂けると助かります。
教室について気になる方はお気軽にDM等でご連絡下さいませませ。

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