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パートナー紹介:ラオスシヴィライ村・モン族

ラオス・シヴィライ村に暮らすモン族の方々の作品です。刺繍の作品は世の中にたくさんあるけれど、この刺繍は作った人の未来が詰まっていると思い、PaTuは2016年より日本から販売協力をしています。
 インドシナ戦争後に難民となり、タイのバンビナイ難民キャンプで暮らしたモン族がラオス・シヴィライ村に戻り制作を続けています。人口200人の村で、半数の女性たちが農作業の合間に刺している刺繍です。この作品をサポート続けているのが絵本作家、モン族民話研究家、図書館活動家でもある日本人の安井清子さんです。

 ラオスに行く前から安井さんの著書を読ませていただき、言葉から溢れ出す温かく強い人間性に憧れていました。本当に幸運なことに、ラオス移住の2ヶ月後に織の工房でばったりお会いしたり、ご縁が重なることが多く、シヴィライ村のモン族の人たちの現状などを生で聞かせていただく機会が増えました。戦争によりラオスを離れ、難民生活を強いられたモン族の人たち。1980年代の難民キャンプ時代から現在も彼らのそばに寄りそう安井清子さん。シヴィライ村を安井さんと訪れた時の、村の人たちの眼差しは30年共に暮らしてきている家族がお家に戻ってきたような安堵したような表情にも見えました。
 この経験から、PaTuとしてできることをやろうと考え、シヴィライ村の子どもたちと自分を思いっきり表現して欲しいと等身大を描くワークショップを行ったり、日本では村で制作された刺繍作品の販売を行っています。

2019年3月 シヴィライ村での等身大の自分を描こう「This is ME」のワークショップ

シヴィライ村の刺繍作品のモットーは「手を抜かないで一生懸命つくること」。病気になり薬が買いたい、進学するための受験料が払いたいなど、自分の未来、自分の人生を自分の力で切り拓いていくときにも、この刺繍が彼らの糧になっています。
 作品を手にとっていただくと、全てのデザインが違います。彼らの想いの詰まった作品を日本に紹介し、循環して行くお手伝いができたらと思っています。



首都にある図書館でモン族刺繍のワークショップを行ってもらいました。難しい〜〜!



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