サガ界隈の動画投稿者の指標をNoxInfluencerで分析してサガ界隈を考察してみよう!
こんにちは。アクセスありがとうございます。
私はyoutubeとniconicoに趣味で動画投稿をしている、しがない動画投稿者です。
皆さんはNoxInfluencerというサービスを知っているでしょうか?
端的に言うと、無料で誰でもYoutubeチャンネルの情報が分かり、チャンネルの傾向分析に役立てるツールです。
百聞は一見に如かず。こういうことです。
このNoxInfluencerですが、なんと他人のチャンネルの統計情報を勝手に見ることが出来ます。
というわけで、私が活動しているサガ界隈と、比較としてその他界隈で活躍している方たちの統計情報を比較して、サガ界隈の投稿者と視聴者の特徴を考察してみます。
今回統計情報を覗き見したチャンネル一覧
まず、本記事で取り扱うチャンネルは以下です。登録者、概要、タイプを適当に記載しました。(2022年5月17日時点)
サガ界隈と言っても明らかにロマサガRSに偏っていますが、それには理由があり、後述します。
また長くなるので、詳細なチャンネル解説は省略し、各チャンネルへのリンクは記事の最後に記載します。
各チャンネルの統計情報一覧
というわけでNoxInfluencerで調査した統計情報を表に纏めました。スペースを食うので実際調査した際の画像は、記事の最後に記載します。
なお、再生回数に対する低評価率については全員0.00%だったので省略しています。(マイティーやり込みチャンネルについては流石にそうは思えませんが、低評価数が一般に非公開なので取得できていないものと思われます)
視聴者の反応についての考察
エンゲージメント率とは(高評価+低評価+コメント数)÷再生回数×100で産出される数字のことで、「視聴者が反応した割合」といった感じです。
Vtuberの二人はエンゲージメント率のみならず、高評価/再生数も非常に高い数値となっています。つまりVtuberには反応してくれるアクティブなファンが付きやすく、youtube的に言えば「質の高いファンがついている」という事が言えそうです。
一方ゆっくり実況系のチャンネルについては、登録者が多くなるにつれてエンゲージメント率、高評価/再生数、コメント/再生数が悪化する傾向にあります。ただしマイティーやりこみだけは数値を高く維持しています。
特におやつ@ゲームチャンネル、遊戯王ゆっくり情報局のエンゲージメント率、高評価/再生数、コメント/再生数の低さが目立ちます。
つまり「動画だけを見ていてリアクションをしない視聴者が多い」という事で、この傾向はVtuberとは対極です。
私なりの考察ですが、これについては「視聴者が何を目当てに動画を視聴しているか」という点にあると考えています。
Vtuberのファンは一般的に「Vtuber」を見ており、極端に言えば動画の内容を問わずに視聴する人が多い印象があります。
一方でおやつ@ゲームチャンネル、遊戯王ゆっくり情報局のような低エンゲージメント率のチャンネルの視聴層は、「動画」を見に来ている可能性が高いと考えています。
動画の内容が自分にとって興味なければ見ない、という事が往々にしてあるものだと考えています。
もっと言うと視聴者が反応してくれないので、「ついている視聴者の質がyoutube的には高くない」と言えそうです。
そう考えれば、サガ公式チャンネルの視聴者反応系指標が高くなっているのも、「公式」は「公式だから見る」という人が多いのは容易に推測できます。なので一般に言う「サガファン」は中々リアクションしてくれる部類なのではないでしょうか。
再生数/登録数と登録数から見る市場規模と成長について
まずはサガ界隈で最も規模の大きいチャンネルと言えば、おやつ@ゲームチャンネル、およびサガ公式でしょう。公式より規模の大きい個人チャンネルってなんだよ…
あとスマブラで最も登録者の多い、ザクレイ氏のチャンネルも目立たせておきました。
界隈の最も大きいチャンネルの登録者数が、Youtube市場規模の指標になります。現状で考えるのであれば、サガ界隈のみではどれだけ頑張ったとしても20万人ほどが限界、というのが何となく分かるのではないでしょうか。
スマブラ界隈でNo.1だとしても、登録者数は35万人です。何かに特化する以上はどうしても界隈の上限、というのが存在するということが推測できます。
さて、再生数/登録数の指標を確認してみましょう。この指標については以下3つのことが分かると考えています。
①チャンネルの成長見込み→高いほど次に来る可能性が高い
②視聴者へのリーチ度→高いほど登録者外へ宣伝が行きわたっている
③登録者の納得具合→高いほど「登録しない要因」がある
まずはロマサガRSを基本的に扱っているチャンネルについて
おるそなー氏以外については、比較的高いことが伺えます。
おるそなー氏が低いことについては、先ほどの述べましたが「Vtuberファンはyoutube的にアクティブである」という観点から、視聴者の傾向として登録する割合が非常に高いものだと思われます。
つまり③登録者の納得具合→高いほど「登録しない要因」がある の逆であり、視聴者はほぼ確実に登録するというのが分かります。
おるそなー氏以外のチャンネルについては、再生数/登録数が50%を超えており、以下二点の観点から引き続き成長していくものだと考えられます。
①チャンネルの成長見込み→高いほど次に来る可能性が高い
②視聴者へのリーチ度→高いほど登録者外へ宣伝が行きわたっている
一方でYUKI氏は非常に高い再生数/登録数とは裏腹に、視聴者の反応系指標が低いことが伺えます。
YUKI氏は他のチャンネルと異なり配信のみを行っているため、動画と配信という形態の違いが如実に出ているのではないでしょうか。
まとめると「ロマサガRS系のチャンネルは軒並み成長が見込める」ということです。
さて、今回取り上げたチャンネルの中で、サガ界隈と言っても明らかにロマサガRSに偏っている理由についてですが、ロマサガRS以外はやり込み系チャンネルしかほぼなかったためです。
サガ界隈にいる人なら何となく分かるかもしれませんが、サガ界隈はロマサガRS以外は正直に言って死に体です。
やりこみチャンネルという観点で、それを説明してみましょう。
おやつ@ゲームチャンネル、および私エレノア姉貴兄貴ですが、再生数/登録数が低めであることは一目瞭然です。
両チャンネル共にロマサガRSを取り扱っていないチャンネルですが、登録者ではない視聴者へのリーチが少ないという事が、つまり成長が見込みにくいことが分かります。
これは何故か。サガのコンシューマゲームはアクティブユーザーが少ないということの証明ではないでしょうか。
取り扱っているゲームが古いのでアクティブユーザーが少ないというのは理解できます、一方で、マイティーやりこみチャンネルは高い再生数/登録数を誇ります。
マイティーやりこみチャンネルの取り扱う動画は、一番新しくてもドラクエ8、古いのではファミコン世代のドラゴンクエストも存在します。
かなり古いゲームの動画なのは同じですが、再生数/登録数の数値が高いのは、ドラゴンクエストが今でも人気のタイトルで、生きているタイトルだからではないでしょうか。(ドラクエウォークとか、ドラクエ10とかは今でも人気)
まとめ
以上より、私のサガ界隈についての考察は下記です。
①ロマサガRSは強く、成長市場である。
②サガ界隈の限界としては登録者20万人ほどが予想される。
③視聴者の反応具合については、界隈というより投稿者の活動に依存する。
④ロマサガRSは強いが、コンシューマに結びついているとは言い難い。
というわけで、サガ公式にはロマサガRSとはまた別で、バコンと売れるキラーソフトを作ってくれると嬉しいなあと思う次第です。
界隈の限界が20万人なので、ちょっと寂しいよなあ…
それはそれとしてサガフロ2リマスターあくしろよ。
参考にしたチャンネルの皆様
YUKI
おやつ@ゲームチャンネル
サガ公式
サンゾーGAMES
エレノア姉貴兄貴
おるそなー
大牧場みどり
遊戯王ゆっくり情報局
ザクレイ
HIKAKIN GAMES
兎田ぺこら
マイティーやり込み