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【従軍記録を詳細に知れる】 軍歴証明書

家系図を作成していくなかで、軍人として戦死された方がいらっしゃる場合があります。その場合、軍人として活動した記録を入手できる可能性があります。

1・軍歴証明書ってどんなもの?

軍歴証明書とは、都道府県や厚生労働省が発行する旧陸海軍軍人・軍属・従軍文官の召集から除隊までの任免、配属、賞罰、傷病、その他進級や昇給等の処遇について公式に記録された文書です。
主に満州事変から太平洋戦争終戦までに従軍した陸軍・海軍の元将兵について記録されていて、戦況にもよりますが、かなり細かい行動の記録を知ることが期待できます。

知れる情報としては「氏名・官職・叙位叙勲・招集時期・出航した港・配属・任官・進級・従軍記録・賞罰・傷病と治癒・招集解除時期」などがあります。
※ 記録が残されていないケースもあります。

2・実際はこういったもの

とある県庁から取得した陸軍のものの一部をご紹介します。
文書の内容はサンプルとして作成した架空のものですが、掲載事項はこのようなものです。

左側が実際の様式で右側は読み解いてまとめたもの。
官等級の変遷や活動の記録など

3・誰もが絶対に取得できるのか?

証明書の発行申請には「親等」での条件が自治体ごとにありまして、まずは該当する役所に問い合わせる必要が出てきます。その上で申請可能となった場合の費用感は、おひとりあたりで以下となります。
※ 家系図セットご注文の方以外は別途戸籍取得に関する料金が発生いたします。

1・申請取得代行のみ:5,500円(税込)

軍歴証明書の取得を代行し取り寄せた資料をお渡しいたします。

他にも数種類あります。

2・申請取得代行+資料解読(pdfお渡し):16.500円(税込)

資料の取得に加えて、内容を解読してまとめたものをお渡しします。

3・申請取得代行、資料解読+デザイン構成、A3印刷:27.500円(税込)

A3サイズでデザイン組みして印刷したものとデータをお渡しいたします。


軍歴証明書、いかがでしたでしょうか。

実際に取得してみて、出港先の名称や活動の日付などかなり記載が詳細であることに驚きました。官等級の昇格や活動の日付を追っていくと、戦況がリアルに感じられることでしょう。
耳慣れない地名も今ではネットで検索できるので、当時の背景をより深く知ることもできます。

興味をお持ちの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください!


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