替えの効かない人間などいない
今日、youtubeのおすすめにあった新R25チャンネルの「なぜカズレーザーはひたすらに『頑張らなくていい』と主張するのか」という動画を見た。
カズレーザーさんの考え方や生き方について、インタビュー形式で聞いていくというもので、「僕の言葉に影響を受けて欲しくない」と動画の中で言っていたカズレーザーさんには申し訳ないが、自分にとっては金言で影響を受けてしまった(受けてしまったと言う方が正しい気がした)。
「スティーブジョブズでも替えがきく」という言葉は僕にとって革命であった。
もちろん、生前のジョブズと同じように替えがきくとは思ってないが、業績的には替えが効いているとのことであり、それは確かに、と自分の中で納得ができた。
その人というものを構成する要素として本当に様々なものがあるが、何か1つを抜き出して、その面で自分と替えが効かない人はいないと私は考える。
自分を構成する要素を全て併せ持つ人は自分しかいないが、自分が持っている道具は誰かが持っているのである。
まあだから何だという話なのだが、個人的にはこれが結構助けになる考え方の一つで、
「自分」というものはものすっごい大事で美しくて素晴らしいものではない
と言ってもらえることは、私にとってはすごくありがたいことで、それを知るだけで、必要以上に無理することの無駄さを感じることができて楽になることができる。
自分のことを微塵も褒めるつもりもないが、私は一般的な人よりは「頑張れてしまうタイプ」である。
遅刻はしないし、勉強も真面目にしてきたし、対人関係もより良くできるよう頑張ってきた。
でも心はあまり強くないし、体力もいっぱいあるわけではない。
だから、ここまで頑張らなきゃいけないというラインを下回ってしまうことがよくある。
ラインを下げればいい話なのだが、それはあまりうまくいかないし、どうしたらいいのかも分からない。
そんな時にこの動画を見た。
本当に嬉しかった。
頑張らなきゃラインを下げる理由を見つけたのだ。それと同時に頑張らなきゃいけないラインを下げる理由がほしかったのだ、ということも分かった。
頑張るけど頑張らなくていい、を頑張る。
カズさん本当にありがとうございました。
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