SNSから離れたい:ピルの副作用



 多嚢胞性卵巣症候群と診断され、ピルの服薬が始まって3カ月が経った。

 初期にあった吐き気などの副作用は、2カ月目からなくて、

薬に慣れるのがはやい身体なのかなーと安心していた。


 けれど、
 ピルの休薬期間の3日目くらいから6日目くらいまで(休薬7日間のピルを使っていました)の、精神状態があまりに不安定で


 電車のホームを見つめて飛び降りたくなったり、いつもなら全くイライラしたりしないスルーできることにものすごくイラッとして、ちょっと友人に耳の痛いことを言われたら、めちゃくちゃ泣いて、その後少し時間が経って言葉になるようになったら何時間にも渡って延々、これが嫌だった、こういう言い方しないでとかこれは言わないでと怒涛のLINE攻撃をして、


 数日後とかでもうピルの服薬が終わる頃にちょっと言いすぎたかな、と反省したり。

 自分でもおかしいと思うぐらい嫌な人間になってそれで友人にぶつけすぎたり、
これまでもやっと調子良くなってきた頃に生理前に入って全部ダメになったり、ピル飲み始めてからも、調子良くなってきたなと思ったところで休薬期間になって全て崩れたりあって、それが本当にひどい。


 ちょうど昨日なんだけれど、電車が止まってしまって、みたいなことがあると、

 わたしの場合、バスや電車が時刻通りに来ないというのがもともとかなり苦手で、電車の乗り換えも苦手でよく間違えるし、間違えるとプチパニックにはなるし、そもそも雨も雷も苦手なんだけれど、昨日みたいに大雨と雷と、事故で電車がどこも止まってしまって、どうすればいいのか駅員さんも、今の状況がわからないみたいになった時


 どうすればいいのかわからなくなってそれだけでパニックになったり、いざ電車に乗ったところで止まって、状況がわからないまま電車が動かないっていう風になると閉じ込められた、という感覚が強く出てしまって、頭の中大パニックで、それだけで過呼吸気味になるくらい苦手で、


おまけに、昨日みたいに、運転再開見通しはつかない、どう帰ればいいかわからないとなると、例えば電車は止まってるけど恵比寿からバスあるから、恵比寿で止まってたなら、降りて恵比寿からバスで家の近くまで来ればいいとか、

そんなの思いつかなくて。本当は、恵比寿から渋谷経由でおうちに帰るんだけど、


 わけがわからなくてどうすればいいかわからなくて恵比寿でずっと止まってるのを待っていられなくて電車を降りてそしたら、今度は乗る電車間違えて違う所に来てしまって余計にどうすればいいかわからなくなってもう大パニックすぎて過呼吸気味になりながら、どっちに動けばいいかわからなくて前に横にと身体をただ一歩動いては戻って今度は横に一歩動いてはまた戻ってみたいな、

そんな状態だった。結局、家まで1時間もかからない道に3時間近くかかって夜に帰ってきた。


 こういう場合は、さきの、PMSのようなイライラをぶつけているのをその場では気づかないのとは違って、自分が今パニックに陥っているということはわかっているけれど

 もう頭の中が、「パニック、パニック、パニック」という文字しか出ていなくて何も考えられていない。


 友人に当たってしまった2〜3日後が、婦人科だったので休薬期間の短いピルに変更することになったけれど、まだピルの次の服薬開始ではないので、またこの、新しいピルがどう影響していくかはわからない。


 そもそも満員電車の時点でもだいぶぐったりしちゃうのだけれど、電車が遅延するたびに、パニックを起こしていて、予定通りに進まないたびにパニックで、過呼吸起こしそうになったり、パニックすぎて冷静に考えられなかったら、こういうところ、都会の電車通勤この先どう生きていくつもりなのかと思う。


 幸いなのは、友人にぶぁぁぁっとぶつけてしまったくらいの不安定な日を過ぎてからの昨日の電車遅延だったということ。



 あれが同じ日に重なっていたらわたしはどうなっていたのだろう…と思う。


 結局、1時間で着くはずの帰り道に2時間40分もかかって、おまけに雨で気温が低かったのと、自分が多少慣れてしまったのと疲れたので、お腹が痛くなってお家に帰る直前我慢できなくてマンションの共用のお手洗いに駆け込んで、10分ほど丸まっていた。



 不測の事態に対応できない、
 決まったものが決まった時間に来ないとか、
 予定していた通りに進まないというのはわたしの特性上苦手だとわかっていたし、


 もともとPMSの時も体調が悪い、寝込む起き上がれない、腰や関節が痛いだけでなくて、頭も痛くて、おまけに思考ができなくなるタイプではあったので、PMSとは異なれど、ピルの休薬期間に、副作用的に異常なほど攻撃的でパニック状態で、冷静に思考判断できなくてとかは、さすがに昨日でわかったけれど、ただでさえそういう状況の時の不測の事態、


こういうの、言い訳するなと言われるのはわかるけれど、コントロールするのが難しい、でも、


 コントロールしていかないとこの先ずっとこうだったら誰とも生きていけないんだよなあとも思っていた。
こんなんじゃダメだ、という思いが余計に加速して、なんでわたしはこうなんだろうという気持ちもあって。


 一夜明けて今日は、体調不良も、ピルの休薬期間の心のバランスの悪さももう消えていて、嵐も去って天候も落ち着き、おまけにわたし自身も今日はお休みで、非常に落ち着いている。


 こういう落ち着いた日にだけ友人とLINEしたりしたいと思うけど人生そういうわけにいかない。


 大抵、タイミングというものは合わない。


 そうでしょう?デートの時に限って生理が来るようなとか、
 大事な何かの日に限って気づかず普段より体調悪くて、普段なら酔わない量で酔ってしまうとか、
 普段なら、多少のパニックで済むようなちょっとしたトラブルも、こういう日に降ってくるから、昨日のわたしみたいに大パニック起こしてどうすればいいかわからなくなっちゃう。


 昨日、パニックになっている時けれど、
 こういう時、もう他人から見ても明らかにあの人様子がおかしいってなるくらい、パニック起こしちゃうような人だったら、

 人にマイナスにイメージを持たれたとて、「あの人パニックになってるな」と思われるのに、

 仲の良い友人とかならわたしの様子見て、あ、今パニックだなとわかるかもしれないけれど、

 仲の良い友人だって、
わたしの、その昨日どうやってお家帰るかわからなくなるくらいのパニックなら、わかるだろうけど


 多分その前の、ピルの休薬期間の副作用的な、心の沈み、イライラ、ちょっときついこと言われたら死にたくなってしまう、そういうの、多分、わからないし、当たり前だけどそんなのわからないし、友人に気を遣えという話じゃない。


 結局、仮に副作用でも、電車遅延や天候不順みたいな、災害時に、

 パニックを起こしてしまう

というのは、もちろんある程度特性として人よりそういうのが苦手というのはあれど、

 もう少しどうにかしないと、生きていけないなとも思った。



 昨日、最寄駅に無事に着いたあと、

安堵と同時に

「なんであんなにパニック起こしてしまったんだろう」

と思った。


 友人に当たってしまって数日後に気づくように、無事に駅に着いてふと振り返れるように、


 気づく瞬間は持っているわけだから、
この気づくまでのスピードをはやめて、
そのうち、いざパニックを起こしたりイライラや何かをぶつけてしまう前に、

相手にも伝えられる、わたしも我慢をしない
相手にも言い過ぎない、


"ちょうど良い"瞬間で事前にパニックを起こさない前に言えるようになれたらいいなと思う。


もともと、不測の事態がとても苦手なのは、自覚しているけれどやっぱり不測の事態に陥ったら、わかっていてもパニックになってしまう。


 どうしたものか、考えたけれどやっぱり

親愛なる友人に言われた「そもそもお前はたぶんSNS使うの合ってないよ」は、正しいだろうなと思う。


 だから、やはりどこかでSNSを日常から遠ざける練習も必要なのかもしれない。


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ゆかまる
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