見出し画像

人生を変える30日チャレンジ26


いくつか、うわ、
今回のチャレンジは1番難しいぞ!

と思うものにぶち当たるのに、

その新たな難しいものにあたる度に、
前回の難しいを超えていく。


今回は、26日目のチャレンジにして、
26個中私の中では最も難しい。


DAY26
「自分の最高の写真を撮る」


そもそも、写真を撮られることも
好きじゃないし得意でもないし
自分の写真を自分で撮る、
という機会もない。


まあ、せいぜい、自撮りしたのは

UMAJOなるイベントで、
ヘアアレンジをしてもらった時と、
CHANEL MATSURIなるイベントで
おそらく、1等なみの良さの、
CHANELフルメイクチケットが
当たって、CHANELのそれ専用の
美容部員の店員さんにフルメイク
していただいた時くらいだろう。


自分の写真を全く撮らない、
という訳でもない。

たとえば、上手く化粧できたときに
自分用にとっておくとか、
先程言った時のように
誰かにメイクしてもらった時だとか、
結婚式に参列した、とかそんな日に
例えば当日の朝に
ドレスや振袖を着た自分の写真を
1枚撮っておくとか、
自分で撮る自分の写真なんて、
あとは履歴書に必要な証明写真を
機械に撮ってもらう程度だろう。


でも、普段から
まず自分の写真を撮らない。

そもそも、人を被写体に
写真を撮らない。


今まで、恋人と付き合ってきた時も、
恋人とのツーショット、というのは
私自身は撮ったことがない。
(彼が2人の写真または
私の写真を撮るというのは
あったけれど、そのどれも、
誰も、私にその写真を
くれはしなかったり、
LINEに載せるのも1人だった。
多分、保存用、だったのだろう……
多分。そう……信じてるよ。)


中高生や大学生のはじめころは、
プリクラなるものがまだ栄えていて
会ったら友人と撮りに行く、
という流れは必ずあったけれど、

スマホの登場、繁栄、アプリの成長、
SNSの広がり、大学生以上になったとともにそういう習慣は
あっという間に消えたと思う。


一緒にいる時に、
一緒に旅行に行った時に友人が、
スマホを片手にみんなで写真を撮る、
ということはあっても、


まず、私が彼らと共にいる
写真を撮ることはなく、
また、私が私自身を撮ることはない。

iPhoneにある私だけを撮った写真は
全て証明写真かプロフ用。


だから、

「自分の最高の写真を撮る」

というチャレンジは、

何を持って最高とするのか、

というところから基準がないな、

と感じた。


朝は、6:41にSleep Meisterで目覚め
7時過ぎからスマホを触っていた。


気づけば8:26。
父のリモートワーク会議が
始まっていた。

朝の時間を無駄にするとは
こういうことだ。チャレンジ1日目に
学んだことを不意にするの…
これだから習慣化するのは難しく、
一度無意識になったものを壊すのは
難しい。

やっと動き始めたのが9:30すぎ。
やっぱりスマホ依存症のわたしは、
時間があっという間に過ぎてゆく。

朝ごはんを食べて着替えに戻ったのに
気づけば10:41。

しまった、出かけるまで
あと30分ほどしかない…。


毎日、チャレンジしていて、
毎日、「怠惰な私」という
言葉が出てくるのだから、
私は相当怠惰な人間だが、

その「怠惰な私」を認識してなお
習慣に取り入れて直すことは
できていない。

怠惰な私の原因は、
飽き性にあることもわかったのに。

しばらく昨日の配信LIVEの余韻に
浸ってみたり、インスタに流れてくる
動画をみたりしているうちに、

こんな時間になってしまったのだ。


スマホという文明の利器が
奪ったのは、視力や視界だけではない。

あらゆるところにつながることができ、これ一つでなんでもできる、
時間をいくらでも使うことができる、
その、時間だ。


だから、ATSUさんの習慣のように、
朝仕事を始めるまではスマホは
スリープモードにして通知もこないようにする、とか触らない、とか

大学院の先輩のように、
そもそもSNSもやらないし、
携帯もスマホにしないだとか

そういう方々くらいに
するべきかもしれない。

時間が来て、私は、
人生初の整体に出かけた。


予約したコースは
「整体・骨盤調整60分(頭部調整付)」3500円。

ホットペッパーのポイントを使って
3000円引き、洋服を貸与してもらっても700円で受けられる。



地元と言える範囲には駅が3つあるけど
そのうち1番近くて1番小さな駅までの
間にその整体はあるようだ。

場所に迷ってこの間のヨガのように
遅れてはいけないから、と

はやめにいくと、あっけなくみつけて
予約した時間まで15分以上ある。

隣の、新装開店したばかりの
セブンイレブンに入って
ぷらぷらしながら時間を使い、
10分前になってお店へ入った。

店内へ入ると席に座って待っているよう案内され、マスクをしていてもわかるアロマと芳香剤の間みたいな香りを嗅ぎながら、店内の案内を見回す。


一度は来たいとずっと思っていた。


受付をすますと黒い上下の服を
渡された。


一応、借りるのにお金がかかるかも、
と思っていたがどうやら今回予約した
コースに無料貸与がついていたらしい。



骨盤の位置が歪み、
その上に肉がつきかなり
前重心、左肩下がりの姿勢で
固定されて歪んでいる。

それはずいぶんと前から
知っていたのだけど、

一昨日やめたばかりのジムの
トレーナーたちにも、

いつもいく美容院の方にも、

この間、初めて行った
小顔矯正のサロンの店員さんにも、


骨盤の歪み、身体の歪みは
はやめに行った方がいいですよ、

と言われていてずっと気になっていたのだ。


この、冬の、
ジムだの、ヨガだの、小顔矯正だの
色々と挑戦、体験できるうちに、

体験してみようと思ったのだ。



一通り問診が終わって、
いざ施術がはじまった。

担当のスタッフさんは、私を
ベッドに座らせて肩の位置や
顔の曲り、足や腕の長さや
肩の丸まりを写真に撮って記録する。

指示されるがままに動いて
動きながらも

「小さい頃はそうでもなかったと
思うんですけれど、中高時代から
太ももが太くなり出して、
20代入った頃から自分でも、
歪んでいるというのは認識できるくらいで、脚の長さも腕の長さも、
両肩の位置もかなり違うので
それで余計に骨盤が歪むんですよ」

「近年は気をつけて飲むように
しているのですけれど、
水をあまり飲めなくて、
26歳くらいまでは友人などに
言われなかったら1日に500mlくらいしか水分摂らなくて…」


などと説明とも言い訳とも
つかないこど話しながらお兄さんが
あらゆる身体の位置を触って
確認しているのを黙ってされるがまま
にしていた。

この間、小顔矯正というものに行って
少し前にも一度だけ、何かそうした
施術を受けたことがある気もする
のだけれど、

マッサージだとかこういうところに
普段行かない私は、


骨盤矯正初体験の私は、
その触って確認されたり
次は右向いてください、
次は腕を上げてみてください、
などと指示されることに
ちょっと不思議な心地でいた。



そのうちお兄さんが、腕や肩、脚や
背中の位置をぐっと内側にいれながら
器具を持ってきて本格的な施術を
はじめた。

台の上にうつ伏せになって
腰や背中、太ももの裏のあたりの
こりをほぐされたり、

仰向けになって、足を閉じた時の
右と左の足の離れ具合や
踵とつま先の開きなどをみながら
施術されてゆく。


ぐっぐっ、とまたは
ぽきっぽきっと、全く痛くない
何かの音が鳴りながら
私の身体は心地よく伸びてゆく。

ずいぶんと凝り固まっていて
特に首に力が入って肩があがり、
そのせいで余計に肩が丸まっているようた。


先日行った小顔矯正も、
今回のこの骨盤矯正も

継続的に頻繁に通わないと
すぐに元通りになるし、
効果も出ないのは説明されなくても
わかるが、

やはり金銭的な面は大きな負担になる。


今回だって、体験だからきたのだ。

いいな、とは思った。

両足、両脚の開き


骨盤の位置、

腰と背中の曲がり

肩の丸まり、

スマホっ首。


全てが全て悪い。


スマホを常に触っていて
良くないとわかっているのだけれど
ベッドの上にうつ伏せで
両腕を枕に乗せたような格好で
顔だけあげてスマホをやる癖が、

または、同じくベッドの上に座って
その体勢でずっとスマホをやっていて
背中も首も長時間曲がっている癖が、

さらに、TVを見るときに、
TVに対して背を向けた椅子に
よこすわりになって顔だけ
テレビの方を向くからいつも
どちらかの方向に捻った
状態のまま固定する癖が、

あることを担当者に白状する。


「現代だと、やはりどうしても
長時間スマホを使うのでね、
みんな曲がってくるんですよ。」

と店員のお兄さんはいう。


これでも、ジムに通うようになったり、
ジムを辞める時の恐怖で11月末から
体験で、ホットヨガにいったり、
体験で行ったジムで体組成を測ってもらったり、骨盤矯正サロンにいったり、
サーフフィットネスの体験に行ったり

ここ最近は動いていたし、
そのなかでも正しい姿勢、
正しい重心を意識してきた方なのだ。


「かなり曲がってますね」

そう言いながら施術は1時間ほど続き

しょっちゅう硬くなって痛くなる首は
軽くなり、いつも両肩に誰か乗っているというほど硬くて重い肩も少し楽になり、幾分腰と骨盤の位置が良くなった気もする。


「続けないとすぐに元通りになるので」

とお兄さんに言われる。

「定期的に通うことお勧めします」


店員さんに大体どのくらいの頻度で通うのかを聞くと、

「そうですね、どんなに少なくとも
月2回、大抵は週2回ほど。お勧めとしては、今日の施術も2〜3日しか効果は持続しないので2〜3日に1回通うのがいいですね。」

と言われる。


「次、いつ来られますか?」
と聞かれて、とりあえず

「予定確認してお電話しますね」
と受け答えをした。

500円はかかる、服の料金入れて
700円かなと見積もっていたが
洋服は無料貸与で、

お財布をだしていると、
担当の方がレジから出てきて、
今日のコース、ポイントから
引きますかときかれる。

運良くホットペッパーのポイントが
溜まっていて私は結局、今日の整体を
完全無料で受けることができた。


施術が終わって、あまり使わない
この駅の付近からの家までの道を
歩こうと外へ出ると、

2月に入ったのに空は青く、
澄み渡って晴れやかで、
爽やかな風が通り過ぎた。

セブンイレブンの、
たんぱく質が摂れるサラダ、
食べようかな。

思い立ってお店を出たすぐの
セブンイレブンに寄る。

海老という文字につられて

ショートパスタ 
海老とホタテのトマトクリーム と

たんぱく質が摂れるチキン&チリ
スパイスの効いた旨辛チリソースのサンドを購入する。

海老とたんぱく質を好む身体には
うってつけのピクニックメニュー。


近くの、ホールや図書館、ジムも
兼ね備える公的施設の散歩道にある
ベンチに座って、私は一人
海老とたんぱく質をあじわった。


やはり、タンパク質を欲している身体になっている。
 そう感じた。

ザバスやその他プロテイン飲料も
飲んでいたけれど、あれらは甘すぎて
最近はめっきり食事でたんぱく質を摂るか、飲むならエクセルシオールカフェのプロテインスムージーと決まっている。


少し休んでから家まで帰ってきて、
ふと、そういえば今日のチャレンジは
自分の写真を撮るだったけれど、

施術前後の写真とか撮ってもらわなかったし、特段顔や何かが変わったわけでもないしなぁ…と浮かべる。

マンションまで帰宅して、
恥ずかしいけれど数枚、
インカメにして撮ってみた。


やっぱり自分の写真を撮ること自体もそれも、決まった目的や目に見える変化もないのに撮ることは、違和感しかない。


少し写真を撮ってみて思ったのは、

顔、やっぱり大きいな…


ということと


美人だったら、
可愛かったら
こういう時撮ってて
楽しいのかな


ということだった。


自分の最高の写真、

と言われても、そもそも、
自分の写真を撮らない私には、

写真映りの良くない私には、

最高と言えるものがどんな状態か
いまいちわからない。


BESTとは言わないが、

BETTERかなと思う自分の写真が

私のカメラロールに入っている
プロフィール用の写真だし、

人様に撮ってもらうとやはり綺麗で、
それに加えてカメラロールに残っている
ちゃんと“撮った”または
“撮ってもらった"という写真は

成人式の時の振袖写真とか
卒業式の写真、
結婚式に参列した時の写真、
何かのプロフィール用に撮った写真。


普段、自分の写真を
可愛く撮り慣れている人も


人に撮られることに慣れている人も、
人に撮られて可愛い、美しい人も、

皆素晴らしいのだ、と感じる。




最高の(状態にして)写真を撮る

ということは、

自分の最高(の状態)がどんなかを
きちんと把握している、
ということである。


自分の最高の状態

というのは、決して

顔がいいとか、
肌の調子がいいとか、
メイクがうまくいったとか
それだけのことではないのだろう、と

このチャレンジを通過してきた私は
思う。


早起きをして気持ちに余裕をもち、
瞑想して心を落ち着かせ
常に心を凪の状態にし、
新鮮な野菜や果物を口にし、
自然の中を歩いて心を落ち着かせ
時間に追われて過ごすのではなく、
ゆったりとした生活の中で、
大きく口を開けて笑い、
好きなことをして、感謝を忘れず
正直に生き、時に理想の自分になろうともがき、ときに自分の本能に耳をすませ、最大限、今日という日を楽しむ、


こうした今までのチャレンジの
一つ一つの重なりが、

「最高の状態」へつながり、

それが、表情や身体に、行動に
現れてくるというものだろう。


(背景のこともあるし
顔は出さないが撮ってみた)

目を隠すとふざけた写真のようだ。


仕方ないから、
ふざけた写真に加工しておいた。

捕まります。


120%、捕まります。


写真を撮ってみて思ったことは


やはり、

自分の顔を自信を持って誇れるだけの
努力を、怠らないということは

とても大変でとても重要である、

ということだった。


普段、化粧もしないし、
あまり服にもメイクにも興味がないまま25を過ぎた私も、

やはり、身だしなみ程度はマナーに、
身だしなみ以上にきちんと

私はこういう人間です、

私はこういう風に見えて欲しい、

ということを、きちんと

顔で、表情で表現すべきだし、

そのためにも、自分の顔の管理、
表情の管理というのは大切なのでは
と思った。

大人になったら化粧は身だしなみ、
体型コントロールは自己管理、
精神コントロールは自己防衛、

そして、自分にとって

可愛い、美しい、魅力ある、
理想の顔でいつでも外に出られるよう
備えることが大事なのではと思った。


それが世間から見て
モテ、でなくとも、
可愛い、でなくとも、
化粧したってブス、であっても。

自分のために、
自分の気分を管理するために
私にとって最高の状態でいようとすること、が大事なんだ。

きっと。


そして私は、再びお気に入りの
黒のスタンドカラーコートを着て
マスクをつけて

結局、髪もなおさず、
化粧もせず、アクセサリーもつけずに
散歩に出た。


#人生を変える30日チャレンジ
#自分の最高の写真を撮る

ありがとうございます😊サポートしていただいたお金は、勉強のための書籍費、「教育から社会を変える」を実現するための資金に使わせていただきます。