度胸のある女になる。
強い女性に憧れてきた。
例えば幼い頃は
ショムニの女性たち。
それからハケンの品格の大前春子さん
それから未だに1番好きなドラマだった
働きマンの松方弘子。
↓ここまではこの記事に書いた気がする。
大河ドラマ、というか歴史上の人物で言えば
千葉さなが好き。(龍馬伝)
日本のドラマ以外だったら、
チェオクの剣の、チェオク
ほんと、みたことない人、1回でいいからこのMV見て欲しい。主題歌が本当にかっこいい。正直、韓国の歌はそんなに知ってるわけじゃないけれど、韓国の歌ではこれが1番好き。邦楽、洋楽合わせても、結構上位に来るくらい好き。(茶母-チェオクの剣 主題歌op.で調べてください。)
ほんと、最初のイントロからかっこいい
朱蒙に出てくるソソノも好き。

こういう女性たちに憧れてきた。
その他にも、
ブザービートで北川景子さんが演じていたバイオリニストの白河莉子も大好きだった。憧れ。
あの、窓から顔出して、バスケの練習してる山P演じる上矢直輝に言った
「もう…もう二度とキスしたりしない、人指し指で触ったりもしない、馴れ馴れしくもしない、ほっぺも叩かない、絶対に半径5メートル以内に近寄らない様にするから、だから、だから…もう会わないなんて言わないで」
のセリフ、今聴いても今観ても名シーンだよなぁ。
白河莉子は、上に書いたようなドラマに出てくる女性と違って、
バイオリニストを目指しながら、本屋でバイト中で明るく前向きで男っぽい性格だが、真面目で純粋な女性。なんか強いって感じではない。
この辺りから自分も、いわゆる小学生の時にあるような、好き〜みたいな恋じゃなくて、高校生でいう恋愛でもなくて
大人になって(19歳だったので)、恋愛観とかが少し変わってきたところで観たから結構、残ってるんだよねえ。このドラマ11年前なのかと思うと、全然色褪せない。
強い女性が、自立した女性が時折見せる女性らしさ、弱さ、みたいなのがすごく憧れていた。
そんな大人には、なれていないけれど。
ちなみにお顔立ちを考えると
北川景子さん
チェオクを演じたハ・ジウォンさん
朱蒙でソソノを演じたハン・へジンさんは
特に好き。
特に、朱蒙のソソノは、女性らしいんだけれど、剣術に長けていて、強くて商団を率いる娘として育っていて、国の中でも大きな商団の娘なのでいわゆる出生が良いお嬢様で(ドラマ内でも、「ソソノお嬢様って言われているからね」)、気も強くて、というか自分の意思がしっかりしていて、権力に靡かない、そして大きな商団を率いていける聡明さも持ち合わせている。
ものすごく憧れ。
でも、そうした女性たちのように、
小さい頃からなりたかったのに、
私はなれなかった。
いや、これから、まだ変わっていけるから、
今のところはなれなかった、と書くか。
それぞれみんな美人で好き、
というのもあるけれど、
例えば、ハケンの品格の大前春子さんは、
就職氷河期の新卒で正規雇用されず、そこから派遣社員になって、数多の資格を取得し、それをきちんと使いこなせる人で、スーパー派遣社員として、3ヶ月ずつの短期間であらゆる会社を渡り歩く。その後の延長を打診されても、3ヶ月間という短い時間だけにとどめること、そういう生き方を貫いている。
このドラマは2007年なので今から15年以上前と考えると、大前春子さんの生き方は、かなり先進的だったように思う。
働きマンの松方弘子は、男社会・力仕事・長時間労働(夜でも朝でも駆けつける)週刊誌の編集者。彼女は、彼氏もいて充実していたはずだし結婚も夢見ていたけれど、彼氏に振られるところから物語が始まる。
恋愛や結婚について悩む姿が出てくるのが、ハケンの品格と大きな違いだったように思うけれど、彼女が集中モードに入った時のスイッチが入る瞬間の描き方とか、菅野美穂さんが演じる松方弘子さんが、すごくイメージがぴったりしていて、嫌味がなくて、強くて、でも人間らしくて好きだった。あと、op.のUVERworldとed.のパパイヤ鈴木さんの振り付きのダンスと歌も好きだった。とにかくこのドラマは全てが好きだった。
このドラマはかなり好き嫌いが分かれる気もするけれど、今でも、私の中での、働く女性のロールモデルは、憧れは、菅野美穂さんが演じた松方弘子である。人間臭くて好きだった。
大河ドラマは、史実とかけ離れている部分もあるだろうから、また難しいけれど、貫地谷しほりさんが演じた千葉さなさんの、剣術(剣道)シーンがすごく好きで、小学生の時剣道がやりたくて憧れていた私は、(まだあの頃小中学生だったので)いつか北辰一刀流を習ってみたいと思ったくらいかっこよくて好きだった。幕末の女性は、他の過去の時代と比較しても、非常に自立心が強くて強い女性が多い気がするけれど、そうした時代の中で描かれた千葉さなは、チェオクと同じように、またはソソノと同じようにやはり(身体的、武術的に)強くて、私はそれに憧れていた。
この中だと1番、いわゆる世の中的な「女性らしさ」を持ち合わせていたのはブザー・ビートの白河莉子だったと思うけれど、恋愛的な話では乙女なところがあった
その白河莉子も、
裏表がなく、サバサバとしていて、ちょっと男まさりというか気丈でたくましい人物として描かれていた。
ああ、私はずっと、小さい頃から
(精神的に・あるいは武術的・技術的にも) 強くて
自立していて
たくましくて
しっかりしている女性になりたいと思ってきたんだと思う。
で、それに失敗している。
多分、前回かその前に書いたように、
わたしはこの、
" (精神的に・あるいは武術的・技術的にも) 強くて"とか
"自立していて"とか
"たくましくて"みたいなところが、
なんとなくぽや〜んと憧れてきたんだと思う。
でも、今の自分を見たら、彼女たちみたいな強さがない。
憧れてきた女性像とかなりかけ離れている。
むしろ、憧れているのにもかかわらず、
そういう女性になるために必要なものを得る努力をしてこられなかったし、それらを得るために起きた困難苦難を避けてきてしまったのではとも思う。
こんな女性になりたいって言っていた女性たちの対極にいるような気がする。
どうしちゃったんだろうと思う。
美人という外見的要素は、
磨ける部分はあって、その努力も足りないのかもしれない。でもまあ、元々の顔立ちというのもあると思うので一旦おいておくとして
所作とか
考え方とか
生き方とか
台詞(皆創作の中のお話しなので台詞とします):その人の信条とか考えとか行動とか
表情とか
そういうものに、参考にできる部分はある気がする。
朱蒙に関しては、名シーン多いんだけど
「この指輪でしか私の気持ちをお伝えできません 漢との決戦に勝利したらこの命が尽きるまであなたと共にいたいと天に請います 承諾してくれますか」と、ヘモスがユファを抱きしめたシーンがあるんだけど、その後、ユファが、ヘモスからもらった指輪をいつも首にかけて着ている服の中にいつもいれていたんだけれど、その指輪を取り出してチュモンに渡す
というシーンもすごく印象的。
ああ、でも、ヘモスが磔になったところと、
最後へモスが追われてユファとクムワが来る直前にクムワの息子であるテソとヨンポたちに弓矢で何本も身体を刺されてなお立ちながら、最後本当に身体に何十本も刺さって亡くなるシーン泣いたなぁ。
観ていない人にネタバレになっちゃうけど、父だと知らずに、師匠って仰いで目の見えないヘモスにたまたまであったチュモンが、剣術とか精神を習うところもすごく好き。
個性的で魅力的な登場人物がすごく多くて好きなんだよね朱蒙。
中学生の時に観ていた時は、ヨンポが好きじゃなかったんだけど、大人になってからみたら、なんかもうヨンポが子供っぽくてむしろ可愛く見えてきたり、やっぱりチュモン×ソソノ派のわたしからするとテソも嫌なお兄さんだとしか観ていなかったけれど大人になってみかえしたら、テソは、王の正室の第一子に生まれながら王の寵愛をあまり受けられずに、努力しても努力しても成果を出しても側室の子である弟ばかり褒め称えられたり、結果出しているのに好きな女性に振り向いてもらえなかったりなんか愛おしく思える。嫌なトコはやっぱり嫌だけど。
あと、朱蒙の登場人物だと、サヨンがすごい好きです。いい人だよねえ…ソソノのことをよくわかってるなあと思う。
ソソノは、美人で、自立していてたくましい上に
特に度胸がある。
そう言えば
誰かが女に必要なのは、愛嬌より度胸よ、
って言ってたな。
ああ、そうか、
大前春子も、松方弘子も、千葉紗那も、
チェオクもソソノも、白河莉子も、
みんな、度胸があるんだ。
彼女たちの精神的強さの根源は、度胸なのかもしれない。
私の思う強い女性は、
うつくしくて自立している女性は
みんな、度胸を持っていて
白河莉子とソソノは愛嬌も持ち合わせている。
長くなったから、次回か、その次かくらいまでに、
度胸のある女はどんな女か、考えておきたい。
とにかく2024年こそ、
度胸のある女
を目指したい。
しなやかで、あくまで女性らしくて、
品があって、度胸があって愛嬌も持ち合わせている、
できうるなら聡明な。
ああ、そうだ、あと、さえこさんのような心配りできる受け応えのある女性にもなろう。
https://note.com/patissier_y/n/nba710a62fc14
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