【記事のちょっとふかぼり】開成・灘・麻布の生徒たちが過ごした休校期間のすごさ
興味本位でクリックした記事ですが、とても勉強になりました。主体的に動くという意味では部活動も真似るところが多いと思います。
麻布高校の校長先生からのお言葉。説得力がありますしモチベーションが上がります。
生徒の自主性を重んじる校風で知られる麻布中学・高校(東京都港区)では、平秀明校長が休校前、生徒にこんな言葉を送った。〈英国の生んだ偉大な科学者アイザック・ニュートンは、学生時代にペストの流行で大学が閉鎖となり、ロンドンから離れた郊外でゆとりある思索のなかで万有引力の法則を発見したと言われています。諸君に与えられたこの時間をぜひ有意義に過ごしてほしいと思います〉(麻布のHPに掲載された「生徒諸君へ」より)
主体的に取り組むという点では行動力も含めてすごい。あと部活動の中止が騒がれていますが、こういった大会も中止になって悲しんでいる生徒がいることを伝えてほしい。
校長のメッセージを受け、生徒は様々な活動に取り組んだようだ。同高校3年の洪克樹さんは「麻布生によるビジネスプラン大会」を自ら企画し、オンラインで開催したという。「僕は今年4月下旬、世界で起業学習プログラムを提供する『DECA』のビジネスプラン世界大会に日本代表として出場するはずでした。新型コロナ感染拡大で大会は中止になりましたが、世の中の問題を解決するビジネスを考えた経験は、とてもためになりました。僕以外の麻布生でもできるのではと思い、校内でビジネスプラン大会を企画したんです」
開成は運動会が中止。早々に受験モードに切り替えとのこと。もちろん悔しい子もいるかもしれないけど切り替えの早さ。
これは女子高生がおこなう、LINE電話を繋ぎながら勉強する方法と一緒のような違うような…。
彼自身が勉強する上で、オンライン通話アプリ「Zoom」を使って一風変わった勉強法を実践しているという。「自宅で1人だと遊びの誘惑もあって勉強に集中できない、という生徒もいます。そこで自宅の勉強机の上で、勉強している手元だけをZoomで映し、大人数がアプリ上で一緒に勉強しているように感じられる『Zoom自習室』という取り組みをしています。パソコン画面にみんなの手元が映っているだけで、本当の自習室のようにみんなが集中している実感が湧くので、自分も集中しなきゃと思えます」(同前)
主体的に動くということをテーマにぜひお話ししたいものです。