【ちょい食レポ】柚子胡椒〜お岩さんお参りまで〜信濃町・左門町へ
最近は忙しくなってしまって…
と言うかサボっていると言われるとそうなのかもしれないけど、代々木八幡と実家のある栃木の薬師寺八幡はよくお参りに行くのですが、そのほかにもそこそこにお参りをしたりします。
正月は鶴岡八幡宮へ。
夏は三崎口の海南神社へ。
しかしながら海南神社へ行った時は城ヶ島に行き、さらにはにじいろさかな号に乗るのが楽しみなのだが(この辺は調べてください)コロナ明けにものすごく混んでしまい、にじいろさかな号に乗るには数時間待ちということでちょっと悲しくなり今年はお参りに行けなかった…
話が逸れてしまったが、そのほかに結構頻繁に行っていたのが『於岩稲荷』『陽運寺』。
しかしながら今年はかなりサボりがちで…
というのもとにかく忙しかった。
仕事の他に絵も描き始めて寝る暇も惜しんでしもうた…
という状況だった。
本当に申し訳ないが、年末くらいちゃんとご挨拶に行こうではないか!
と一瞬の時間を見て左門町へむかう。
ついでにご飯でも食べてくるか…
でもサクッと蕎麦が食べたい。
JR信濃町駅の改札内に立ち食い蕎麦屋があったなあ…
そんなんでいいんだよね。
という感じで移動。
京王新線から新宿乗り換えで行くのだが、京王新線から丸の内線に乗り四谷三丁目駅で降りるか、総武線で信濃町で降りるか。
この2択なのだが、とにかくどちらも移動が大変。
丸の内線はあの京王新線の深〜いエスカレーターを上がり、さらに追い打ちをかけるように反対口まで歩く。
総武線も上がったり降ったり…
何より山手線を使う人混みで特に南口は人の多さに辟易するわけです。
なんか他にいいルートないかなー…
と考えてしまうのでなんとなく足繁くお参りをする、ということが忙しさに託けて減ってしまっているわけです。
というのはおいといて。
お腹も空いているし(起きたばかりで朝ごはんを食べていない)信濃町にするかー…
ということでおしりペンペンしながら信濃町へ
あったあった!
『いろり庵きらく』
デロリアンじゃないよ。
それは違うものになっちゃうよ。
ちょっと調べてみると割とあちこちにある模様。
東京だと秋葉や上野にもある。
あー宇都宮もあるのか!
えー宇都宮のきらくってオレ高校時代にくってたんちゃうか???
知らずに食っていたかも…
なんという奇遇のきらく。
とりあえず、開いててよかった…
たまにワンオペなのか繁忙時間以外しまっていたりする駅構内の立ち食い蕎麦屋もあったりする。
まあ、かき揚げそばでサクッと行きますか…
と思った瞬間!
目に入ったもので目の前のものが吹っ飛んだ!
脳が処理しきれない文字が目に入ったのだ!!
『柚子胡椒香る 白菜豚肉そば』
なんだこれは!!
『柚子胡椒』
『白菜』
『豚肉』
という悪魔のフレーズ!
これは毎夜何度食べても飽きない、オレ特製の
『柚子胡椒香る白菜鶏肉(鶏皮入り)うどん』
のパクリじゃないか!!(すいません)
オレは馬鹿な子のように冬になると毎日柚子胡椒と鶏肉と鶏皮と白菜を使ったうどんをぐつぐつ煮て食べているのだ!
なに?
それを外で食べることができるのか?
ぶっちゃけ昨夜も食べたし今夜も食べる。
うどんね。
マジで昼も食べられるの????
…もう目の前が真っ白になり、いつもの3倍のスピードで食券を買っていた。
こんなもの、カレーのカツ丼をコンボした馬鹿な子が食べる馬鹿な食事じゃないか!(最高の褒め言葉です)
脳からだくだくと何かが出ているが、興奮しているのをこの師走のサラリーマンたちに悟られてはいけないので平静を保つ。←これが一番大変
そして、176番という食券の番号が呼び出され、神の食物が届く…
こんな美味いものを今更説明しても仕方がない。
本当は前置きが長くなったので割愛。
大事なとこはそこじゃないのか?というクレームも受け付けません。
さて、お腹も一杯になったところで信濃町〜左門町へ…
まず、四谷怪談でも有名な田宮家ゆかりの陽運寺。
四谷三丁目駅と信濃町のちょうど中間くらい。
歩いても10分はかからないと思う。
何より、新宿御苑からも歩いて来られるのでちょっとした運動には良いところ。
さて、田宮家ゆかりの陽運寺というとやはりお岩さんこと『四谷怪談』ということになるでしょう。
まあ、そういうことが色々とありますがボク自身は全く恐怖とは縁遠く、お参りされた方ならわかると思いますが、怪談とは縁遠い実に素晴らしいお岩さんストーリーを見ることができます。
四谷怪談とは、という面では最近名著として川奈まり子氏の『眠れなくなる怪談沼 実話四谷怪談』や中山市朗氏の話などで色々な説を垣間見ることができると思います。
『怖い怖い』が先走ってしまって真実が見えなくなってしまっていますが、なんのなんの。
とても綺麗で整備されており、何よりおしゃれ!
とにかく美しい境内!
喫茶店も常備されており本当に良い空間。
お寺も立派!
本当にお岩さんって愛されてるんだなあ…と切に思います。
おそらく、恐怖という感情が凝り固まってしまい、できれば怪談が真実であった方が良い!というようなエンタメ性に触れてしまっていることを田宮家やお岩さんは悲しんでいるのではないかなー…
とワタクシは思うわけです。
見てくださいよ、この狛犬の可愛いこと…
プリプリです。
めっちゃかわいい…
もちろん、陽運寺は建て替えられたので当時のまま…ではないとはいえ地元では長い間愛されてきたお寺・神社であるのでしょう。
しかしまーとにかくおしゃれなのですよ。
見てくださいよ、このおしゃれな看板。
お寺とは思えないくらいかわいい。
事実、とにかく女性のお参りしている姿が多い。
今日も7〜8人参拝者が来ていたが男子というかおっさんオレ一人(笑
あとは皆若い女性。
これは川奈氏が書かれているように当時からず〜と女子に支えられてきた寺社仏閣なんだなあ…と。
こういうものは普遍的に変わらないのだ、と。
そして、役者などが参拝するお岩さんの井戸もサクッと参拝。
陽運寺自体は敷地は狭いのですがお稲荷さんも多数あり一粒で何度も行けるありがたいお寺であります。
ちなみに、日蓮宗でした。
さて、そのまま向かいにある於岩稲荷へ…
ここのお狐様がとても精悍でかっこよく、ついつい見惚れてしまうのですが、ひとまずは手を洗います。
すると隣に小さいお稲荷さんがあるのですが、そこのお狐さんが口が長くちょっと一風変わってます。
でもやっぱりかわいいです!
お稲荷さんとは稲荷神で通常は農業関連ですが、産業や出世などにとてもご利益のある神様です。
お岩さんもこのお稲荷さんに毎日お参りして田宮家を復興させた、と言われております。
お稲荷さんというと『キツネ』と思ってる方も多いと思いますが、おキツネ様はお稲荷さんの使いです。
さてそれはさておき、今まであまりじっと見て来なかったのですが、先に来られていたモデルのような超絶美人の方が境内の右側で何やら時間をかけて何かを見ているので気になって覗いてみました。
なんと!
お言葉(お守り)を持ち帰ってくださいという一文!
知らなかったー…
結構な量、色々とお言葉が書いてありこれは選ぶの大変だー…
確かにずっとみてしまうよね、と。
ということで自分も一枚いただきました!
こちらをいただきました!!
早速写真をパチリ…
その時、事件は起きた!!!
なんとこの写真、逆さまに保存されていました!
画像が逆さまですよ!!
どういうこと????
びびってすぐ補正…
逆さまということは『狂気粘質として他人の道をいく』ということですか??
いやそれよりもふらふらとお参りしているワタクシめにお怒りでしょうか??
お参りが足りないということでしょうか???
すいません…という気持ちで一礼をし、足速に帰立ち去ってしもうた…
精進足りないです…もっと頑張ります…
あ、かっこいいおキツネ様を撮るの忘れてた…