最後に何かを残したくて漫画を描く!【太陽ロボシルバークロスのこと・その1】
ほんとに、何年ぶりだろうか…
漫画を描こう!と思った理由はマガジンにまとめたのでそちらをご参照いただければと思いますが、正直自分で残された人生で一体何が残ったのだろうか…
と振り返ると、まあそりゃソフビを100体以上作ったので向こう50年は『あーあの原型師ね』くらいの記憶には残っていただけると思います。
が、そうじゃないのよ。
『自分の創作物』
で何か残したいなー…
と思った時、全く時間が足りないな、と。
今からやっても毎月何ページ…
あー会社のお金も稼がなくちゃ…
と思いと今すぐ始めないと!となります。
もうそうなるといてもたってもいられずに行動を起こしてしまったわけです。
それが先にも触れたもう一度漫画を描こうと思った理由でつらつらと書きましたのでご興味があればご一読いただけますと嬉しいです。
そこで、漫画を描きながらお仕事もしないといけないという理由は根幹にあるんですが、そもそもソフビ屋さんなので漫画とソフビを融合しましょうと。
デザインのみで戦えるほどセンスがないのでここはきちんとしたお話も含めてソフビを作りますか!
と始めています。
これも先のリンク中にあるところで細かく説明しておりますのでご一読を。
シルバークロスという60年代にあったのではないかなー…
という漫画を書いてみようと。
漫画の原点というか、現在の漫画は面白いのだけど詰め込みすぎてすぐ忘れてしまう。
いろんな読者をいろんな形で引き留めておくというビジネススタイルと感じるのですが、もうこちとら絶筆までしてマスから外れたわけでそういうこと気にせず描きましょう。
でも手を抜きたくない。
と言っても時間がない…
という難問をなんとかクリアするために舞台を古くしたりとかでなんとか工夫。
いや、もうなんかあんまり考えてもしょうがないなーサッと読めるような漫画にしよう!
みたいな。
とはいえ、60年代のスパイアクションのようなプリミティブなドラマ構成で皆が納得するかと言えばそうではない。
なので、一人で物事を構成するよりもここは一つ協力していただける方を見つけよう!
ということで、高嶋先生にお願いした。
これも先のマガジンで説明しておりますが、最近noteも始められたようなのでリンクしておきます。
おそらくその考察力や知識に圧倒されると思います!
そんな高嶋センセの力を借りてシルバークロスの世界観が生ませたわけです。
その世界観をしんなり解説した漫画も用意しました。
なんとなく、日本人が覚えている懐かしさやプリミティブな部分が伝わったと思います。
お話は気が弱い主人公タケルが『マスタ』に選ばれ、シャーマンとスレイブを操る。
しかし、気の弱い彼はマスタになることを拒むが、敵となる『ブルーブラッド』によって命を狙われる…
それを救い出すために颯爽と現れたミコト。
しかし、あまりのタケルの気の弱さに絶望ながら、未来のためにタケルを救出するために逃亡する…
というお話。
できる限りわかりやすく単純にしました。
が、もちろん旧友達から『さすが期待を裏切らずにお前は鬼畜だ』というお褒めの言葉もいただいております。
こちらもマガジンにまとめましたが、ロイヤリティーマンもどんどん残酷なワールドに入ます。
そもそも、敵が鬼畜であるほど面白い、というのがモットーなので通常運転です。
そういうセリフ使いも楽しんでいただけると幸いですが、決してリアルで使ってはいけない言葉なので気をつけましょう!
そんな感じで、シルバークロスのスタートの部分をざっくりご紹介しました。
しんなり解説は時折描き進めたいので、本編の方、ご興味がありましたら是非ご一読いただけます嬉し泣きします。
イベントや通販なども行っておりますので是非!