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ソフビ原型を製作する・その3【人形作って生きてます】


【補足説明】

ソフビを金型にする時は必ずと言っていいほどワックス原型に置き換えます。
粘土で製作しても一度ワックス転換しますが、ワックスを使い慣れていないとなかなか複製に成功するのは難しいです。
が、一度コツを思てしまうとある程度の転換は楽になります。
但し、外気温や冷ます時間などに左右されるなど慣れるまでに心折れてしまう方も多いです。

その部分も踏まえてどちらの素材を選ぶかを検討しましょう。

・ワックス原型製作と粘土原型の特徴

ワックスと粘土系では作業が大きくことなります。

○粘土系
・利点
造形は盛り付けのために創造しやすい。
(これは造形する、に対してほとんどの割合の利点となり圧倒的に扱いやすいです)

・欠点
やすりをけけて表面を綺麗にする手間が多い
乾かす時間など時間がかかる。
シリコンでワックス転換をするために時間がかかる

○ワックス
・利点
表面処置はベンジンで磨くために圧倒的に早い
シリコン複製の手間がない(バックアップを取る場合は必要)
造形はさめると固まるために作業が早い

・欠点
削るという造形に向き不向きがある(盛るよりもかなり難しい)
エッジが立ちにくい

おおむね、このような感じです。

どちらが良いか、一度ワックス造形を試してみるのも良いと思います。

体感的に、ワックス造形の方が全体の作業の1/3以下の時間短縮ができる、という感じです。

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