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【報告:2024年6月】リカバリーの学校すぎなみ
◇日時:2024年6月8日(土)10:00ー11:30
◇期待と役割の社会学~役割は自分で選ぶことができる~
対話テーマ「どんな役割なら自分で選べるか」
■テーマを選んだ背景
【期待・役割・行動】 普段、私たちは色々な役割を持っていて、その役割にふさわしい行動が期待されます。役割を果たすことで充実感を感じることもできます。 しかし、自分が望んだ「私らしさ」と大きく異なる役割を期待されると辛くなってしまう。テキストのサブタイトルには「自分で選んだ役割を演じよう」となっていたので、自分らしさと期待される役割について考えてみたかった。
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■対話した内容
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■参加者の声
・期待にもいろいろあることが分かった。様々な年齢の方と話せて良かった。
・期待を受け取ることが大切 ・自分の感覚が開かれていきました。頭や思い込みでしばらないこと。
・言葉は新しくて楽しい力があります
・人が集まるだけで、自然と役割が起動してる。立場などがないこの場だから、かもしれない。
■主催者から
テキストの中に「患者という役割」というワードもあったので、ご自身の患者体験を語ってくださる方もいた。 与えられた役割を好きになっていくこともあったり、ふと外から降ってくるようなご縁があったり。役割は更新できるし、相手に期待はするけど決めつけないといった意見が出た時には、可能性が開かれていく感覚になった。 主催、ファシリテーターとしては改善すべきところも多々ある回だったが、集まったそれぞれの力で、参加者の方と一緒に会全体を形作るのだということを感じられた。参加してくださった皆様に感謝申し上げます。
■リカバリーの学校すぎなみは”患医ねっと”と”なお”の共催で6回シリーズを予定しています。 https://kan-i.net/
■次回は講師を招いた特別回となります。ぜひご参加ください。 リカバリーの学校すぎなみ 第6回特別編 「社会構成主義(構築主義)」~現実は言葉でつくられる~
【使用テキスト】
リカバリーの学校の教科書ー精神疾患があっても充実した人生を送れます!ー 飯野 雄治・中原 さとみ リカバリーキャラバン隊 著