見出し画像

#8 頭の中に友だちがいる話

ひとりしろうと、ひとりっ子。
ひとりっ子が皆そうとは言いませんが、
比率として空想好きの人って多いような気がします。

その一人が私。
いつも頭の中にイマジナリーフレンドが生きています。


小さいころから誰かと元気いっぱい外で遊ぶより
本を読んで一人その世界のことを想像することが好きで

「自分が話の中に入ったらどんな登場人物になるんだろう」
「話の展開ってどう変わってただろう」

などいろいろ考えるのが楽しかった記憶です。
そこから「もっとこんな子がいたら楽しそう!」など
考えていった結果、当時読んでいた子ども向けの小説の
二次創作として初めてお話を書いたのが小学校2年生の時でした。

めっちゃ覚えてる。
ラジオ体操に最後まで通ったご褒美の景品でもらった
スティッチの黄色いノートが最初だった。
もう捨てちゃったけど。

そこから小学校の間も空想好きは変わらず、
中学校になって作文コンクールに創作文を提出するようになるなど
何かしらを書き続けてきたんですが
私が空想上で人物を考えるときは設定をそれはもう細かく考えます。

もちろん名前も、誕生日も出身地も血液型も身長体重も
今まで話に書かれる場面に至るまでに経験してきたことも
まあそりゃたくさん考えるし
しかもそれはほとんどの場合実在するもので考えます。

そうなるとさ、どんどん現実にリンクしてくるんですよ。


結果として、私の中には今私が生きている現実世界によく似た
パラレルワールドというのが存在していて
登場人物はその隣り合わせの世界で生きているわけで。

そんな登場人物がかれこれ10人ほどいるんですが(頭の中に)
カレンダーを見て「あ、もうすぐ〇〇の誕生日だ」とか
スーパーで買い物して「あ、これ○○の好きなお菓子だ」とか
私の現実世界の生活にもちょっとずつ彼ら彼女らが関わってきて
一緒に生きているような感覚になります。


これって変なのかな。
そうは思いつつ今さら10年どころじゃないこの感覚が
なくせるとも思ってないんですが。

あ、これ現実世界の友だちにも家族にも話してないですよ?
完全に私の中だけの人。世界、友だちなわけです。
とはいえ友だちと言いつつ頭の中の住人は私のことを知りませんが。


そんなイマジナリーフレンドがいるよって話。
6月に誕生日の子が多いので、ふと思い出した話でした。

これ、何歳までやるんだろう。
同じような感覚の人、もし〇歳だけどやってるよって方いたら
良かったら情報共有ください。


2024, 6, 23 Sun

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?