自由と孤独
なにも持たずに逃げ出した
だが、いつか戻ると決めていた
ここが自分の居場所であり
生涯をここで終えると
信じて疑いもしなかった
しかし気付けば元の居場所は
すでに自分の居場所ではなくなっていた
あぁ、良いじゃないか
どこに行こうと構わない
何にも縛られていない
好きな場所へ行けるのだ
孤独を代償として
自由を手に入れた
鈴虫や我が鳴き声も消してくれ
白杯応募にまず一句。先に句を考えてしまい、内容と句がチグハグ……まだあと二句投句出来るから、今日はこれで良し。
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