OOTP25 SD編 Part5
方針
昨季ポストシーズンを逃したとは言え、Machado、Bogaertsが戦力の今のうちに勝負を掛ける方針は変わりません。
特に今季35歳で、Bogaertsは負傷が目に見えて増えましたし、MachadoもDurableですが36歳を超えると能力の劣化も始まるので、今季はラストチャンスです。
年俸1800万ドルのUedaの放出やMatsui YukiのFAもあり、今オフの資金は3700万ドルと余裕があります。
Kim Ha-Seongと契約延長
まず、予算の使い道としてショートKim Ha-Seongと契約延長しました。
1500万ドル×4年で額、年数共にコンパクトな契約に収まりました。
ショート守備ではゴールドグラブ受賞経験者、打撃はOPS.700を計算できるので良い選手です。
昨季SD1位指名のShepardが4年後23歳なのでKim Ha-Seongの契約終了後スイッチが理想です。
Kim Ha-Seongに1500万ドル使い残り予算は2000万ドル程ありますが、今季のFA市場が塩っぱいのと、長期契約を抱えているのとスーパースター候補Ethan Salasとの延長資金も残しておきたいので、FA補強はスルーしました。
トレード補強
開幕ロースター
面子の変更はありません。Kim Ha-Seong残留が最大の補強です。
強いて言えば、レフトのMarseeが振るわなければ、Butlerやトレード獲得してきたAlex Ramirez等、使いたい選手はいるのでそこは調子次第です。
遂にBoGartsは能力の下降が始まりました。改めて見ると衰えが始まってから2500万ドル×7年も契約が残っているのクレイジー過ぎますね。
Leskoが昨季の活躍で2番手に抜擢されました。能力的にもほぼMusgroveと同等クラスに評価されていて、ダブルエースてして期待が高まります。
Nick Lodoloの加入で昨季5番手のMichael Groveがリリーフに回りました。
先発のアップグレードと共に先発デプスも厚くし、負傷者対策にもなります。
Development Lab
outstandingを引けたEthan Stalasは選球眼強化でMerrillとTatis JR.は引き続き負傷耐性強化プログラムを選択。
結果はTatis JR.がOutstandingを引きFrajaileからNormalに引き上げ残り契約7年を全う出来る可能性が跳ね上がりました。
SalasとHartleがSuccessでしたが、Outstanding以外は微妙です。
2027シーズン
NL西地区最下位
74勝88敗 勝率.456 得点数700 NL10位 失点数704 NL3位
魂のコンテンド失敗!
Leskoが右肘靭帯断裂で10ヶ月の離脱、Blyce Millerは今季も6週間の離脱がありましたが、76位プロスペクトJosh HartleがWAR1.9と見事に穴を埋め、その他にもちょいちょい負傷者は出ましたが、対応出来ていたので故障者の影響は少なかったです。
要因としては打力ですが、リーグ順位1桁代程度には打てて欲しいのと、走塁がリーグ最低レベルでたださえ打撃に課題があるのに得点効率まで落ちてしまったのも厳しかったです。
先発防御率がリーグ4位なのにリリーフ防御率が7位と微妙だったり、トレードデッドラインの7月に7割近く勝ったことでコンテンドから降りる事も出来ずとチグハグなシーズンでした。
ドラフト
シーズン振り返り
野手
正捕手Luis CampusanoはOPS.647と昨季から更に打撃を落とし守備でプラスを稼ぐとは言え流石にWAR1.6と正捕手抜擢以降初のWAR2.0切れでした。
ファーストのGraham Pouleyはチーム唯一となるOPS.800超えで100打点でWAR3.1と振るわない打線の中1人大活躍でした。
Xander Bogaertsは当初セカンドのレギュラーでしたが、ZR-11.5と壊滅的で守備力に衰えが来てしまったので、Merrillを途中からセカンドに回しました。
そのMerrillはZR−7.7とセカンドでも守備でマイナスを作り、OPS.764とキャリア初のOPS.800以下でWAR1.8とMerrillがこの調子ではSDは勝てません。
サードManny MachadoはOPS.753本塁打20発で監督には何故か9番に置かれてますが、まだまだ健在です。
ショートのKim Ha-SeongはOPS.705、ZR9.0、WAR3.2と理想的なKim Ha-Seongでした。
レフトのJacob MarseeはOPS.671、ZR4.2、WAR0.9でレフトとして打力が物足りないという印象です。
センターはMerrillのセカンド移行に伴い空き、Lawrence Butlerが務めました。OPS.702、ZR−5.4、WAR0.0とリプレイスメントレベルの成績でした。ただ能力評価的にはMerrillよりも守備力が低いのと20本塁打の長打力を考えれば、両翼ならWAR2.0以上を見込めます。
ライトのFernand Tatis JR.はOPS.751、16本塁打、ZR5.1、WAR2.0。昨季の様に40発は出来過ぎでしたが30本塁打くらいは安定して打って欲しいです。
指名打者のSpencer TorkelsonはOPS.712、24本塁打、WAR−0.3。
OPS.876、WAR3.4を叩き出した2025シーズンの彼は何処に行ったのか年々成績を落とし続け遂にWARマイナスまで落ちぶれました。
投手
エースMusgroveは契約最終年でしたが、4年連続の200投球回達成でWAR4.4と大車輪の活躍でした。今作はFAイヤーに活躍する確率が高い気がします。
2番手のShane BazもFAイヤーでしたが、WAR2.5でした。能力評価的にはもう少し跳ねる事を期待していましたが、2年間でWAR4.9と堅実な活躍でした。
3番手Blyce Millerは今季も相変わらず合計6週間離脱しましたが、それでもWAR2.6と投げられさえすれば能力は高いことは証明しました。
今季から加入のNick LodoloはWAR2.7と期待通りの活躍で左腕の加入は大きかったです。
Leskoのシーズンアウトにより昇格させたJosh Hartleは16先発でWAR1.9の大活躍でフルなら2倍と考えると凄まじいデビューイヤーになりました。
こう見るとローテの充実度は非常に高かったことが分かります。少なくとも地区最下位の水準ではありません。
クローザーとして加入したRobert StephensonはWAR−2.0でセーブ失敗9回とはっきり言って戦犯でした。能力値は高いですが、MovementのHRAが低いのでそれも無関係ではないでしょう。
同じくトレードにより今季補強のセットアッパーGriffin JaxはWAR1.1と対象的に素晴らしいパフォーマンスでした。
Michael Groveは平常時はセットアップとして、故障でローテに穴が空けば先発として99.1イニングを投げ防御率3.53、WAR0.3と数字以上の貢献度でした。
防御率1.45でWAR0.7のRandy Vasquezや防御率2.80のAnthony Bender、ロングリリーフのMike Vasilも防御率3.62と勝ちパターン以下も成績が良く、リリーフ防御率がリーグ平均程度に留まったにしては健闘していて、クローザーが足を引っ張っていることがよく分かります。