OOTP25 TOR編 ライブスタート part4
良いニュースと悪いニュースがあります。
まずはアクティブロースターが26名から27名に増え、特にウェーバーでオプション切れの選手を多く獲得するTORにとっては追い風です
悪いニュースはFAまでのサービスタイムが6年から5年に減らされました。
27名になったのも今までは半々で良かったですが、野手投手のどちらを1名増やすかという答えの無い問題にも悩みますし、サービスタイム減少はきつく、編成の難易度が上がりました。
オフシーズン
昨シーズンプレイオフ進出を逃した原因は得点数リーグ5位失点数リーグ13位と投手に問題があります。
Kyle Hurtの様な制球は甘くても球質の高い投手を中心に集めていたこともあり、奪三振数はリーグ1位でした。
ただ与四球と被本塁打がリーグトップに多く、四球でランナーを出し本塁打で大量失点という形が容易に想像できます。
今作からPBABIPとHRAが追加され避本塁打能力である(多分)HRAが高い選手を連れてくれば解決と思いきや、HRAが77とかなり高いTanner Scottでも苦戦しているので難しいです。
しかもここまで打高の本拠地が原因でどう対応していくかという流れになっていますが
ホームでは勝てていてアウェイで負けてるので本当に何だが分かりません。
ただこのままだといけないので、強そうな投手を補強していきます。
メンバー表
成績的には投手に手当が必要ですが、保有期間を見ると捕手のKirkセンターVarshoライトSpringerの契約が切れる野手も来季を見据えると無視出来ません
特にVavshoは成績的に延長の価値はありますが、この状況なのでお金は投手に掛けたく、SotoとGuerrero.Jrで打線のコアは確保出来ているので、延長は考えていません。
Bassitt契約切れ
毎年安定してWAR2.0を稼ぐ投手で彼の契約は成功だったと言えるでしょう。ただ36歳なので延長の意思はなく放出となりました。
トレード補強
1対7の大量放出でリリーフのCade Smithを獲得しました。いつもの手口の数を増やして質を補った訳ではなく、先発プロスペクトのAdam Mackoと昨季2点台のリリーフEvan Phillipsと昨季CLEから獲得した4番手Gavin Williamsまで付けての大判振る舞いになりました。
Cade Smith
Duranの様に複数球種青で全てが緑以上と欠点がないリリーフで特にHRAが75あるのが決め手になりどうしても獲得したい選手でした。
Gavin Williams
放出直前まではフライボールピッチャーだったのでそれが決め手で放出しました。彼の獲得に菊池雄星を始め7人の対価を払ってるのでCLEには14人の対価を献上してCade Smithを獲得したことになります。
Evan Phillips
WAR0.1でしたが昨季のリリーフ陣の中では数少ないマイナスではない選手で削りたくなかった戦力でしたが、今季限りなのと650万ドルのサラリーダンプの利点を取り放出。
Adam Macko
悪くはないですがほぼKyle Hurtの様な能力の形なのでうちでの活躍は想像し辛く、トレードのピースとして活用する方針でした。
リアルの今夏トレード候補として話題になったDETのエースピッチャーTarik Skubalを獲得しました。
Tarik Skubal
球種の多さ球質の高さは流石ですが、制球とスタミナが青緑なのが素晴らしく200イニング以上を見込める現役トップクラスの左腕です。
年棒3300万ドルは額としては安くないですが、FA市場に出たらこの価格では済ませんし何より、33歳までと衰える前までのコンパクトな契約が非常に魅力的でした。
Marty Brodbeck
David Espinoza
対価は昨年にIntアマチュアで獲得したプロスペクトランク6位のBrodbeckと今年のIntアマチュアで獲得したEspinozaの2人がメインピースになりました。Espinozaは獲得後すぐにトレードになったのでプロスペクトランク圏外ですが1年後には10位台から1桁になってると思います。
Intアマチュアをがんがんトレードに突っ込むのは恒例のスタイルですが、Intの選手はそのままスター選手に育つ確率が5割だと思っていて、MLB到達までに6年は掛かるので、6年待って5割なら今のスター選手に代えてしまおうという考え方です。
毎年獲得出来るので波に乗れれば2年に1度スター選手をMLBに供給出来る(理想論ですが)ので余裕が出来たらキープも面白いですけどね。
ルール・ファイブ・ドラフト
Nathan Martorella
パワーツールの高い長距離打者ながら三振が少ないのが面白く、指名しました。
開幕前ロースター
エース格のSkubalとセットアッパーCade Smithを獲得したので昨季の課題である投手力は確実に増強できたと思います。
ただ、投手補強に全力だった分今季までの選手が多い打線に手を付けられませんでしたが、戦力の流失はなく昨季のリーグ5位の打線を維持できているので勝負出来る体制は整ったと思います。
昨季のドラフト組のトレードが解禁されるTDLに野手は補強しようと思います。
2026シーズン
TDLまでの戦績
50勝48敗勝率.510 得点数472 AL3位 失点数428 AL4位
得点数がリーグ3位失点数がリーグ4位に少なく、どこに出しても恥ずかしくない立派なコンテンダーになりました。
得点数も上昇していますが、何より課題の失点数がリーグ最低レベルから大きく改善され防御率5点台ながらWAR4ペースのSkubalの加入が大きかったのと、投手陣全体が昨季が流石に下振れだったのか別人の様なスタッツを残しています。
BOSが突き抜けていますが戦力としてはBALの方が上なので、ここから地区優勝を狙うのは厳しくワイルドカードによるプレイオフ進出を狙います。
Cade Smithと契約延長
ここまで32試合で防御率2.15WAR0.7記録していて、クローザーDuranと共に支配的な投球で今季の躍進を支えています。
年棒558万ドル×8年の契約。Duranよりも高くなくなりましたが、対価を大量に支払っていることもあり延長しておきたかったです。
TDLトレード
LADではキャッチャーはWill Smithに蓋をされ、DHは大谷がいるので出場機会が得られず浮いていたのにWAR-0.3と成績も良くなかったので比較的安めな対価で獲得できました。
Dalton Rushing
長打力と選球眼に優れた打者でOPSを稼ぎやすそうなタイプです。本当は打撃型捕手よりもここまで打てなくてもフレーミングで投手を助けられるタイプの方が良いんですが、打撃が飛び抜けてるのと対価が安かったり守備も最低限はあったりと総合的な判断で獲得しました。
Max Muncy
クレームで獲得したプロスペクトで悪くないですが、攻守にまあまあな能力でスタメンとしては考えられなかったので放出。
Alejandro Kirk
かなり守備は良いのとOPS.600後半打てる捕手でしたが今季限りなので若手の捕手とトレード。
Jorge Mateo
昨季OPS.500台で散々でしたが、今季は打撃が好調で極上の守備もありWAR2.7ペースと順調でしたが、保有期間を優先して放出。
1対7のトレードでCeddanne Rafaelaを獲得しました。VarshoとFergusonの年棒を全て負担しそれにプラス5名を付けた対価になりましたが、2人は今季限りですしPartridgeとBates以外はクレームで獲得した選手で補強ポイントであるVarshoの後釜を確保しました。
Ceddanne Rafaela
彼の特筆するべき点はセンターとショートをプラスに守れる点でかつ打力も高いのでWAR3以上は固いでしょう。保有期間3年あり投手にお金を掛ける方針ですが彼との延長は一考の余地があります。
Daulton Varsho
昨季WAR4.8の完璧なセンターでしたが、今季はWAR-0.7と完全に揺り戻しでコケたのと、今季限りなのでただでFAされる前にトレード。
Caleb Ferguson
今季ここまでWAR0.6の活躍でワイルドカード争いやプレイオフを見据えると出したくない戦力でしたが、今季までの契約で保有期間を優先し放出。
Nick Yoke
クレームで獲得した選手ですが、パワーレスで内野守備も高くないファースト専とHowirtzに似た選手で同じようにトレードで放出しました。
Tsun-Che Cheng昇格
Jorge Mateoを放出したショートには走攻守レベルが高い若手Tsun-Che Chengを満を持してのコールアップ。
ドラフト
Kyle Jhonson
今季も大卒で即戦力性が高くポテンシャルもエース格の先発を1位指名しました。
Nick Brandley
高卒の先発を指名。全てが緑以上で完成形のバランスが良く順調に行けばTORでデビューする可能性もあります。
Dillon Moss
攻守にレベルの高い高卒捕手でDurableとかなり良く壊滅的な走力が気にならない程です。守備は心配していませんが、打力がこのままいくかが鍵です。
RJ Cope
二刀流のポテンシャルがありますが、両方でスタメンには厳しいですが、総合的なPOTは高いのでトレード濃厚です。
Zane Adams
大卒の先発で球質青のカーブは良いですが、TORの環境にはHRAが厳しく、彼もトレードで活用する予定です。
レギュラーシーズン終了
87勝75敗 勝率.537 得点数812 AL3位 失点数742 AL6位
投手は終盤へばったのか失点数は増加しましたが、ワイルドカード枠争いを制し2年ぶりのプレイオフ進出を決めました。
とにかく目立った怪我人がシーズンを通して出なかったのが大きかったです。
NYYの最下位が目についたので調べたら1991年以来で35年ぶりとのこと。悪の帝国は伊達じゃないですね
ワイルドカードシリーズ
94勝68敗 勝率.580 得点数952 AL1位 失点数775 AL8位
ただでさえ生え抜きの野手達が躍動しているのにFAでKyle Tuckerが加入とプレイヤー操作のような容赦のなさでMLB最強の打線が仕上がりました。
50HR150打点のMayo等もちろん野手が主役のチームですが、エースCorbin BurnsがWAR5.2だったりクローザーのFelix BautistaがWAR3.1と投手陣も要所に強力な存在がいる隙のない相手です。
1勝2敗で敗退。1戦目こそ大勝したものの2戦目の接戦を物にできず3戦目は差を付けられての敗北でした。
シーズン振り返り
野手
HR24本でWARも5以下ですし彼にしては下振れかなと思わせる今季のJuan SotoですがチームトップのWAR4.8流石でした。
Guerrero.Jrは今季もOPS.865HR33本WAR3.6と安定していて本当に頼りになります。
Orelvis Martinezはチームトップの40ホーマーを放ちWAR3.3と立派ですがZR-16.7と守備酷く本来打撃だけならWAR4.9ですからWAR-1.6は看過できません。
O.Martinezと同じ立ち位置の3年目の若手から中堅になりつつあるSchneiderもOPS.798WAR2.5と順調なキャリアを歩んでいます。
流石に37歳のSpringerは衰えが顕著になりWAR-0.8で最終的にライトから外されていました。
彼に代わりライトに入ったFlorialは自慢の守備力でZR7.0を稼ぎOPS.706と打撃も頑張りWAR1.8でした。
トレードでTDLに加入したRafaelaは移籍後はOPS.698と移籍前よりも打撃は落としましたが守備力は健在で移籍後WAR1.0と上々で、同じく途中加入のRushingは移籍後OPS.792でFRMは-1.5だったもののWAR0.7を記録し、2人とも特徴は逆でしたが持ち味を発揮しました。
シーズン途中に昇格させたTsun-Che Chengは短い期間でZR-4.4とショートが厳しそうなのが想定外でOPS.750の打撃でWAR0.7に持っていきましたが長期間ショートを任せる構想は考え直します。
投手
今季の大目玉補強のTarik Skubalが防御率こそ4.79と高いですが213奪三振WAR3.1と成績を残し、昨季芽を開いたTidemannがWAR3.2と更に開花しダブルエースとしてローテの柱になりました。
3番手のNick Lodoloは昨季フルシーズンでWAR0.7と今後が心配になる出来でしたが、今季はWAR2.0と復調し安定感のある先発でした。
Shane Bazは昨季不甲斐ないローテの中でWAR1.1と実力を示しましたが、今季はWAR1.7と成績を上げたものの、ルール改正で来季オフFAになってしまったのが痛いです。
5番手のSeth Johnsonですがクレームで獲得した選手で能力的に控えで考えていてWAR2.2だったので驚きました。
能力を見るとKyle Hurtとほぼ同じなんですがExtreme Groudballが良かったんですかね…
クローザーJhoan DuranはWAR1.8、8回のCade SmithがWAR1.3で防御率1点台の圧倒的な勝ちパターンでプレイオフ進出の原動力になりました。
DuranとSmithの年棒足しても足りない年棒1300万ドル掛けているのに昨季0.4と物足りない活躍だったTanner Scottは今季御多分に漏れずWAR1.4と当初期待していた姿を見せてくれました。
投手全体的の成績を眺めたときに昨季とは見違える数字に改善されましたが、やはりHR/9が大きく改善されていて、理由を考えるとSkubalの加入がSotoの様にゲームチェンジャーとして作用して総合力が上がり他の選手も引き上げられたのか、単純に昨季が下振れがひどすぎただけでこれが本来の実力か上振れた可能性もあります。
正直後者だと思っているので毎年HR/9のブレに一喜一憂して頭を悩ませそうです。