ootp25 SD編 Part2
方針
オーナー死去の影響で予算は縮小、Juan Sotoは放出され戦力も落としたと言っても、まだまだSDは強いです。
しかも、長期契約でタレントは揃っているので人気度は高く、意外と予算は確保出来ます。今季は2億1000万ドルですが、来季は2億6800万ドルの予定なので、今の戦力+5000万ドルあれば十分WSを狙って勝負出来ます。
ただ、BogaertsとMachadoは4.5年で劣化が始まるでしょうし、オーナーの資金注入や市場規模からのメディア収入ではなく入場者数によるチケット売上に依存してるのでなんとしても勝たなくてなりません。
凶悪なLADや昨季ワールドシリーズ進出のARIと厳しい地区ではありますが、短期的にはこの3.4年間は勝負を掛けWSを狙いつつ、その後はBogaertsとMachadoの劣化と予算のロックは仕方ないので受け入れつつ、MerrillやSalasといったコアプレイヤーとの延長資金は残しておき、彼らの様な野手のコアを確保して長期的にコンテンド出来る体制を維持していく方針です。
開幕ロースター
BogaertsとMachadoとTatisの3人の実力が発揮出来れば、十分にプレイオフを狙える打線です。
正直LFと1BとCFは強くはないですが、LFと1Bは比較的補強がし易いので、シーズン途中や来季にはどうにかなりそうです。
基本的にはゲーム開始時はスカウトの正確性が低いので、補強しない方が丸いですが、センターが空いていたのと格安なので、最悪守れれば良いのでMichael A. Taylorと契約しました。
ゲーム開始時からコーチスタッフ陣を一新したので入れ替わりが発生しています。
ローテ全員右投手なのは同地区のLADに大谷フリーマンという強力な左打者が居るので、気になりますが、実力的には怪我さえ無ければ1年間ローテを任せられる選手で1〜4番手まで固められています。
5番手も勿論強いだけ良いですが、重要度は高くなく、そこまで心配していません。
クローザーSuarezは上手く行ってくれれば年俸1000万ドルな事もあるので万々歳ですが、能力を見ると現実的には思えないので、芳しくなければGM権限で変えます。
Go Woo-sukとMatsui YukiのMLB挑戦1年目コンビが評価通りの実力なのかもシーズンの成否を分けます。
2024シーズン
レギュラーシーズン
87勝75敗 勝率.537 得点数692 NL13位 失点数639 NL1位
4月に勝率3割で見立てを誤ったかと思い再建もよぎりましたが、その後は立て直し、得点数こそリーグ下位程度でしたが、失点数は圧巻のリーグ1位でした。
90勝届かない割にはLADと同率と100勝予想のLADがコケていたので、運は良かったです。それでもワイルドカード枠でのプレイオフ出場なので万全ではないですが…
個人成績の振り返りは後でもやりますが、やはり、TatisとMachadoの30本超えは大きく、原動力になった一方で、主力の上振れがありながら90勝や地区優勝が出来なかったのは勿体無かったです。
シーズン序盤にウェーバーで獲得したGarrett Cleavingerがクローザーで大車輪の活躍をしてくれたのも優勝争いに貢献しました。
ドラフト
指名順位も低く豊作でもないので小粒でしたが、1位と2位で大卒先発を確保出来たので、最悪マイナーデプスとして使えるので及第点です。
下位で優秀な野手を獲得するのは難しいですが、1BLFの打撃専なら残っている事もありますが、今年は居ませんでした。
ワイルドカードシリーズ
VS New York Mets
85勝77敗 勝率.525 得点数808 NL5位 失点数731 NL4位
MLBナンバーワンの資金力を持ちながら、冷静にブリッジイヤーを選択したNYMでしたが、市場に残っていたJordan Mongomeryは補強したものの単年1200万ドルとお安く、総年俸を抑えた上でチャンスを与えたBrett BatyやMark Vientos等若手が活躍しプレイオフ出場と理想的なシーズンを送りました。
第1戦はTatisのホームランもあり、2点のリードで最終回まで行ったものの、クローザーのCleavingerがまさかの逆転サヨナラ3ランを喰らい3対4で敗戦。
続く第2戦もレギュラーシーズンではパットしなかったCronenworthが先制ツーランを放ちましたが、リードを守れず逆転され、MLB最強クローザーEdwin Diazから2イニングで1安打も出ず敗戦。
最終的には0勝2敗のスイープで終戦しました。
ホームランは出ていたもののSDの強みであるリリーフが打たれてしまえば勝つのは難しいですね。
シーズン振り返り
野手
今季から正捕手のCampusanoが昨季49試合から107試合まで出場試合数を伸ばし、OPS.764、FRM4.5でWAR2.4とMLBのスタメンとして申し分ない実力を見せました。
第2捕手のKyle Higashiokaも攻守にプラスを記録し、若手捕手のCampusanoの負担軽減にも貢献しました。
今季の捕手陣は攻守にレベルが高かったです。
ファーストのJake CronenworthはOPS.629、HR12本、ZR4.0と守備でのプラスも呑み込む打棒の悪さでWAR0.4と年俸1000万ドル以上で6年残っていると思うと頭が痛くなります。
セカンドのXander BogaertsはOPS.817、ZR8.1でWAR5.0と11年契約のスーパースター振りを発揮しました。HR16本は少し物足りないですが、彼はゴロヒッターなのでそれを加味すればこのタイプでOPS.800超えているのは凄いです。
サードManny MachadoはOPS.852、HR35本、113打点、ZR3.5、WAR5.0で打点はキャリアハイ、元所属のBALとLADが打者有利な事を考えれば、最も充実したシーズンでした。
彼の上振れをチーム成績に反映し切れなかったのは心残りです。
ショートKim Ha-Seongは右肩の損傷で5月に3ヶ月の離脱し89試合の出場に留まりましたが、OPS.705と平均程度の打撃とZR6.1と凄まじい守備力でWAR1.8を記録しました。来季こそフル出場で本領発揮して欲しいです。
レフトJurickson Proferはほぼフル出場しましたが、OPS.674、HR8本、ZR3.9攻守に概ね予想通りで特に跳ねる事もなく破綻してる訳でもなく、シーズンを終えました。はっきり言えば来季は考えないといけないポジションです。
センターMichael A. TaylorがOPS.696、ZR6.4、WAR1.2と土壇場で獲得した割には良い活躍を見せ、合計10週間のIL入りがあったのでフル出場出来ていればWARももっと伸びたと思います。
今季限りの契約でこの活躍により年俸1200万ドル×4年と今のSDには到底受け入れられない要求額まで跳ね上がったので売れ残って安くならなければ彼は放出です。
ライトFernand Tatis JR.は154試合出場、OPS.786、HR32、ZR7.3でWAR3.2。
Machadoに続いて30本塁打超えも嬉しいですし、守備でも2年連続のゴールドグラブと文句なしの活躍でした。
指名打者のGraham PouleyはOPS.733、HR13本、WAR0.7と数字的にはいまいちですが、MLB1年目と考えれば上々ですし、まだパワーツールが伸び切って無かったので、来期は伸びしろで楽しみです。
本当は彼は守備が上手いのでサードで使うのが最適解なのですが、Machadoで埋まっているので、編成的に割りを食っています。
ちなみに、しれっと1ヶ月デビューを遅らせ保有期間を1年間伸ばしてあります。
投手
先発1番手のJoe Musgroveは10勝12敗208投球回ERA3.46、WAR3.9と負け越していますが、それが不運に感じる程素晴らしいスタッツです。
これだけの成績なら年俸2000万ドルも安いですね。
先発2番手Darvish Yuは14勝12敗203投球回ERA3.09、WAR3.5で38歳ながら200回超えとタフネス振りも発揮し、K/9も8.5と支配力も高く、この活躍で年俸1500万ドルなのでMusgrove超えのコスパでした。
先発3番手Michael Kingは14勝11敗168.2投球回ERA3.84WAR2.2と能力値通りスタミナは少ないので、イニング数が伸びませんでしたが、K/9が10.3と持ち前の奪三振力は健在で、何より1年間ローテを守ってくれた貢献度が非常に高いです。
先発4番手Dylan Ceaseは7勝7敗118投球回ERA4.19、WAR1.2とエース格の成績を期待していただけに物足りないシーズンになりました。
パフォーマンスがどうこうというよりも、7月に全治3ヶ月の負傷でシーズンエンドと不運が強かったと思います。
先発5番手Edward Cabrera7勝9敗投球回109.2ERA4.43、WAR1.4。MIAからウェーバーに掛けられていたので獲得しましたが、Ceaseとほぼ同じ投球回で113奪三振と同じ数字を残してるので良い拾い物になるかもしれません。
クローザーGarrett Cleavinger、ERA2.91、32SV、WAR2.2でリリーフながら111奪三振FIP2点台と圧巻の活躍でした。
能力値も高くDurableですし、24では人気度も高くよく獲得していたのでクレームで拾いましたが、過去1の活躍でした。
セットアッパーMatsui Yuki、ERA3.26、66.1投球回WAR0.3。MLB1年目の成績はNPB時代ほど圧倒的ではないものの、MLBで実力が通用することは分かりましたし、この成績が最低限計算できるなら500万ドル前後のサラリーも高く無いです。
セットアッパーEnyel De Los Santos ERA3.91、53投球回、WAR1.0。中継ぎながらWAR1超えは立派でBABIPが高いので内容的には防御率ももっと低い筈です。
リリーフ Robert Suarez ERA4.23、55.1投球回、WAR0.1。最初の1ヶ月とCleavinger獲得までクローザーの筈がセーブ数ゼロとクビが頭によぎりましたが、年俸1000万ドルしかも複数年な事を思い出し踏みとどまり、使い続けたら最終的にはWARもプラスで、年俸に見合っていませんが戦力にはなりました。
リリーフGo Woo-suk ERA3.32 76投球回、WAR0.9。MLB挑戦1年目でしたが、素晴らしい活躍でした。唯一の不満は監督が勝ちパターンで使ってくれないことで3年総額700万ドルの契約は格安です。
リリーフTom Cosgrove ERA2.82、44.2投球回、WAR0.2。対左要員として起用されましたが、能力成績共に高く対左の枠を超えて通用する選手。若手で最低年俸なので活躍以上に貢献度は高いです。
ロングリリーフ Glenn Otto ERA4.66 146.2投球回、WAR1.2。何気に30先発とほぼフルシーズン先発5番手を務めてWARでしっかりプラスを稼ぎました。FIP4.73と高くスタッツが優秀とは言えませんが100イニング超えとそこそこの投球でイニングを消化てくれる彼の様な存在は必要です。