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弁理士試験の担当過去問を解き始めた。一つ気づいたことがあるので書いておく。

 一つ気づいたことがある

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2022年1月4日。短答過去問を始めた。そろそろやらんななって感じですよね。一周目を2月下旬くらいまでに設定したいところ。

で今日始めたわけですが、マジで絶望的。一つ気づいたことがあって、それは、基幹講座(入門+短答のインプット系の講座)を受けて、テキストを覚えたとしてもやっと解説を読んで理解できるくらいのレベルで、問題を解けるレベルではないということ。

大学受験の頃を思い出しても、予備校や学校で授業を受けてもとりあえず仕組みを理解したものの実際に問題にあたってみると全く解けない。解けないからとりあえず解説をチラッと読んでみると、「ふむ、なるほど。」と理解する。そんなレベル感。

これが基幹講座すら受けていない勉強を開始した4月に解説を読んでいたとしたら、馬耳東風になってるわけですが、そこまではいかない。

解説を読んでとりあえず納得はするというくらいにはなっている。ここまでくるのにこんなに時間がかかるのかという感じ。

問題にあたる回数が少なすぎてわかっていない

問題にあたる回数が少なすぎて試験そのものをわかっていないという感覚もあった。というのは、

特18条2項に、他人がお金を払って審査請求した時に受ける権利者が増項補正したけど増項補正分のお金を払わない場合、出願却下「できる」とある。

で、出願却下「される」という枝があって、「できる」だから×なんじゃないか?と思ったのだが、答えは○。つまり、出願却下「できる」ということは出願却下「される」ということらしい。

この辺の「様式美(笑)」みたいなものが全然まだわかっていないということにも気づいた。

もう一つ。それは前述の通り、インプット講座を受けただけでは問題は解けないという事実。

例えば直列的付加による減縮は違法であると習ったとして、それを覚える。

上記の知識をもって実際に過去問に挑む。

最初の拒絶理由通知を受けてイとロの直列的付加による減縮の補正をしたところ、イは新規事項追加とみなされて最後の拒絶理由通知が届いてしまった。この時に直列的付加したイを削除する補正は可能か?という問題に出会す。

○かな?と思ったら答えは×。直列的付加した内容の一部の削除は減縮とみなされないらしい。(審査基準)

しらねーよ笑 そうなんかよ。結局問題にたくさんあたって直列的付加についてもっと詳しくなるしかないのかもしれないなあと。

今年の短答が無理なら…

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受験生1年目(9ヶ月目)なのですが、暗記量が膨大すぎる。膨大でかつ非常に細かい。弁理士試験は本当に細かい。

それで思ったのは、もちろん最後まで受かりたいわけだけど、もし短答今年ダメだったら多分心がもたないと。

仕事の合間縫って9ヶ月間毎月120時間ほど弁理士試験に時間を割いてたんですが、はっきり言ってめちゃ体力的にもきつい。口内炎もバリバリできるし。

今年最終合格までいきたいわけですが、短答○選択○論文×だったら、まだ来年一年を(受かってるけど)短答、と論文の勉強にガチガチで費やしていきたいという心算はできるが、もはやこれで短答が無理ならもう無理かも。

TOEICアカに戻るかもしれません…。

何を受ける前から弱気になってるんだという話ですが、試験が近づいてかつ過去問の解説を少し理解できるようになった分、弁理士試験の高さに圧倒されてる感じです。弁理士試験、、、あべのハルカスに見えます。

ゴールが見えない時は走っててもしんどくないのに、ゴールと自分との距離が異常に長いことに(しかもそれなりに頑張ってきたつもりで)気づいた時に、「あぁこれやべえわwきつすぎる。」となってしまいまして。

商標法をずーっとやってて覚えてるときにふと、

外国語書面出願で翻訳文の提出期間って何年やっけ?

125-3の無効審判で特・専・通以外が被処分者である時は無効理由だよね?

とかいきなり言われても「えぇ…しらん!」ってなっちゃうんすよね。これどうやってこんなに細かいこと覚えてるんや。みんな。ちなみにこの2つの問題答えられますか?それとももはや125-3が何の条文かもわかりませんか?

コンコルドの誤謬にはなりたくない

勝てば官軍、されどコンコルドの誤謬。今止めたら水の泡は諸刃の剣。

って感じで、人生何事も撤退と進軍どちらも勇気がいるわけです。

確かに勝てば官軍です。10年かかっても受かったら弁理士です。諦めたらそこで試合終了です。でも一方で人生は有限で損切りが必要です。

今話すことじゃないことはわかってます。こんなことはとりあえず受験が終わってから考えればいいことですし、そもそもまだ一度も受けてないくせに何を言ってるんだって感じですが。

まあ愚痴の瓦版みたいなもんです。明日もちゃんとやりますよ。今日はちなみに7時間半ほどやってました。

ただですね。最終的に受からないのに続けるのは本当に無意味でしかないと思うんですよ。5年やったけど受からなくて撤退した。後付けであの5年は無駄ではなかったとかは何とでも言えるでしょうが、いやいやそんなん1年目で止めた方がいいに決まってるし、始めなかった方が良いに決まってる。

その分岐点が私にとっては短答不合格だったらもはや今年だなと思うんですよね。だからこそ今年必ず短答合格したい(というか最後まで)。という話です。

弱気な話になってすみません。

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