謙虚さは自分のために
よく、謙虚さが大事だと言われるよね。
私も確かに大事だと思うし、自分のことを割と謙虚な方だと思う。
でも、もともとあまり好きな言葉じゃなかった。
なぜなら、自分の謙虚さに対するイメージが、どこか、繕っているようなものだったり、日本人だからとか、ただ周りに流され楽な方を選ぶというような意味で捉えていたからで、自分もまたそういう類の人間だと思っていたから。
そんな自分があまり、好きではなかったから。
でも、最近歳を取ってそのイメージが変わってきている。
謙虚さって、やっぱり大事なんだよね。
それは、相手を思いやりながらも、自分を立たせる、自律した状態を指すものだと気がついた。
仕事上でも、やっぱりどんな上司にでも、学べるところがある。それは、いくら仕事ができないと周囲に言われる人からでも。
そのように、できない とレッテルを貼られる先生でさえも、ちゃんと同じ目線で、謙虚に相手のことを見る。すると、見えてくる。
その人にあって、私にないものが、見えてくる。
私はそれを受け入れて、自分に必要なものかそうでないかを決めるんじゃなくて、必要とした上で、自分流にアレンジして胸の内に落とし込む。
誰にだって、謙虚でいることで、自分のものになることが相手に見出せる。
私はそう思う。
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